茨城・稲敷市長に無投票再選した筧さん 市民と連携、丁寧に
13日告示の茨城県稲敷市長選で無投票再選した筧信太郎(かけひ・しんたろう)さん(54)。祝勝会の壇上で2人の娘から祝いの花束を受け取り、笑顔を見せた。支持者や国会議員らを前に「まだまだ課題は多い。県や国とのパイプを生かし、市民と連携を取りながらまちづくりを進める」と抱負を語った。
江戸崎町長だった父親の背中を見て育った。建設業界などで働いていたが、東日本大震災を機に政治の道に。「市議会で震災復興の予算が否決され驚いた。被災した県内を見て回っていたこともあり、自分の知識を市政に生かしたくなった」と振り返る。国会議員秘書などを経て2014年に市議に初当選。1期目の終わりごろ、現職市長の急逝に伴う市長選に出馬。一騎打ちを制して市長に就任した。
今回、同時に告示された市議選は20日に新しい顔触れが決まる。「議員もまた市民から選ばれている。対立ではなく、丁寧な対応を心がける」と話す。
「今回が無投票となった分、次の4年間は市民からより厳しく評価される」と身を引き締める。2期目では、市の総合防災センターの建設や霞ケ浦に面した和田公園の観光拠点化を進める。市民の意見を聞くタウンミーティングの開催も検討中という。「全国的に人口が減っており、転入を増やしていくのは難しい。今いる市民が、稲敷に住んでいてよかったと思えるまちにしていく」と前を向く。
趣味はメダカの飼育。家族は妻と娘2人。江戸崎乙。
江戸崎町長だった父親の背中を見て育った。建設業界などで働いていたが、東日本大震災を機に政治の道に。「市議会で震災復興の予算が否決され驚いた。被災した県内を見て回っていたこともあり、自分の知識を市政に生かしたくなった」と振り返る。国会議員秘書などを経て2014年に市議に初当選。1期目の終わりごろ、現職市長の急逝に伴う市長選に出馬。一騎打ちを制して市長に就任した。
今回、同時に告示された市議選は20日に新しい顔触れが決まる。「議員もまた市民から選ばれている。対立ではなく、丁寧な対応を心がける」と話す。
「今回が無投票となった分、次の4年間は市民からより厳しく評価される」と身を引き締める。2期目では、市の総合防災センターの建設や霞ケ浦に面した和田公園の観光拠点化を進める。市民の意見を聞くタウンミーティングの開催も検討中という。「全国的に人口が減っており、転入を増やしていくのは難しい。今いる市民が、稲敷に住んでいてよかったと思えるまちにしていく」と前を向く。
趣味はメダカの飼育。家族は妻と娘2人。江戸崎乙。