伝統の技 ほうき作り 力仕事、親子で協力 茨城・常陸太田の峰山小
茨城県常陸太田市谷河原町の市立峰山小学校(會澤伯民校長)の3年生が17日、同校体育館で、保護者と一緒に地域の伝統工芸品「河合ほうき」作りを体験した。統合前の旧幸久小で取り組んできた教育活動を受け継ぎ初めて開催。峰山小校庭で材料のホウキモロコシを栽培し、刈り取りなどして、同日の制作活動に備えた。
ほうき作りには、地域住民や地元の伝統を後世に残す活動に取り組む「種継人(たねつぎびと)の会」のメンバーらが協力。親子で制作に取り組み、作業を通して伝統的なものづくりへの関心を高めた。
作業は8本を一つにまとめたホウキモロコシの束を木づちでたたき、3束を束ねやすくして、針金でまとめて色付きの糸でしっかりととじ、切りそろえて完成。力仕事に苦労しながら、親子で力を合わせて自分たちだけのオリジナルのほうきを作った。出来上がったばかりのほうきで体育館の掃除も行った。
込山夢乃(ゆの)さん(9)は「縛るところが難しかったが、だんだん慣れてきて楽しかった。上手にできてうれしい」と感想。母親の里佳さん(44)は「ほうきを使う機会はなかったが、子供たちが種から育て、ほうきにしたので、これから掃除に使いたい」と話した。
同校PTA学年委員長の杉本渚さん(33)は「伝統が引き継がれて新たな体験になった。授業参観などができないこともあったので親子の触れ合うよい機会になったのでは」と話した。
ほうき作りには、地域住民や地元の伝統を後世に残す活動に取り組む「種継人(たねつぎびと)の会」のメンバーらが協力。親子で制作に取り組み、作業を通して伝統的なものづくりへの関心を高めた。
作業は8本を一つにまとめたホウキモロコシの束を木づちでたたき、3束を束ねやすくして、針金でまとめて色付きの糸でしっかりととじ、切りそろえて完成。力仕事に苦労しながら、親子で力を合わせて自分たちだけのオリジナルのほうきを作った。出来上がったばかりのほうきで体育館の掃除も行った。
込山夢乃(ゆの)さん(9)は「縛るところが難しかったが、だんだん慣れてきて楽しかった。上手にできてうれしい」と感想。母親の里佳さん(44)は「ほうきを使う機会はなかったが、子供たちが種から育て、ほうきにしたので、これから掃除に使いたい」と話した。
同校PTA学年委員長の杉本渚さん(33)は「伝統が引き継がれて新たな体験になった。授業参観などができないこともあったので親子の触れ合うよい機会になったのでは」と話した。