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JR内原駅 橋上駅舎と南北通路完成 供用開始で渋滞解消期待 茨城

内原駅の南北自由通路と橋上駅舎の完成を祝いテープカットが行われた=水戸市内原町
内原駅の南北自由通路と橋上駅舎の完成を祝いテープカットが行われた=水戸市内原町


水戸市内原町のJR内原駅で26日、完成した南北自由通路と橋上駅舎の供用を開始した。これまで改札口は駅北側のみだったが、橋上駅舎と南北自由通路ができたことで南北両地域の利用者の安全性や利便性が高まる。

南北自由通路は幅約4メートル、長さ約40メートルで、橋上駅舎は鉄骨2階建て。南北両側にはエレベーターや多機能トイレがあり、バリアフリー化を図る。以前は、駅南側から利用する場合、利用者は踏切を渡って駅北側の改札口を利用していた。南北自由通路の供用開始で、南北の一体化や渋滞の解消が期待される。

この日、完成式典が南口で開かれ、高橋靖市長は「利用者の安全や渋滞解消の効果が発現するよう行政の責任を果たしたい」とあいさつ。須田浩和市議会議長は「地域のさらなるにぎわいにつながる。今後もより良い駅になるようバックアップしたい」と述べ、JR東日本水戸支社の小川一路支社長も「地域の新しい歴史をつくり、愛される駅になればうれしい」と期待を込めた。

同駅の南側自由通路と橋上駅舎は2019年度から整備を進めてきた。今後、南口広場や商業施設方面に歩行者が通行できる北側自由通路なども整備する予定。

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