福祉の充実訴え 茨城県開発事業批判 共産・志位委員長が街頭演説
共産党の志位和夫委員長が26日、茨城県議選(12月11日投開票)の同党立候補予定者を応援するため茨城県を訪れ、水戸、つくば両市で街頭演説を行った。つくば市のつくばエクスプレス(TX)つくば駅前では、福祉や暮らし、子育ての充実を訴え、県の開発事業を批判した。
志位氏は全国上位の財政力を持つ茨城県で、福祉に使われる県費は「全国で最下位クラス」と指摘。一方、4400億円を県が負担する常陸那珂港の開発は「採算の見通しがない、全国屈指の無駄な公共事業」として「福祉や子育て支援に税金を使うべき」と主張した。
また、閣僚の辞任が相次ぐ政権について「岸田文雄首相の任命責任は極めて重い」と強調。閣僚をかばい続けた責任や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題への対応責任もあるとして、「内閣打倒に追い込む審判を、県議選で示そう」と訴えた。
志位氏は全国上位の財政力を持つ茨城県で、福祉に使われる県費は「全国で最下位クラス」と指摘。一方、4400億円を県が負担する常陸那珂港の開発は「採算の見通しがない、全国屈指の無駄な公共事業」として「福祉や子育て支援に税金を使うべき」と主張した。
また、閣僚の辞任が相次ぐ政権について「岸田文雄首相の任命責任は極めて重い」と強調。閣僚をかばい続けた責任や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題への対応責任もあるとして、「内閣打倒に追い込む審判を、県議選で示そう」と訴えた。