茨城・ひたちなか 全早慶戦8000人観戦 〝伝統の一戦〟 野球ファン歓喜

早稲田大と慶応大の野球部選手と卒業生の現役社会人選手が混成チームで戦う「全(オール)早慶戦」が27日、茨城県ひたちなか市民球場で行われ、茨城県の両校関係者や早慶野球ファン、地元の中高生ら約8000人が交流を深め、〝伝統の一戦〟を楽しんだ。
全早慶戦は全国各地で毎年開催してきたが、コロナ禍の影響で中止が続き3年ぶりの実施。茨城県では1986年以来、36年ぶり3回目の開催となった。
開会式で、茨城三田会長を務める関正夫大会会長は、早慶戦誕生から120周年を迎える記念大会となったことに触れ、「茨城県で開催できたことに感謝したい。晴れ晴れしい試合を期待する」と述べた。
試合は初回に慶大が4点を先制。応援席では現役学生と地元OBらが歓喜に沸いた。最終回に早大が追い上げたが、慶大が6-3で逃げ切った。最後まで両校の熱い応援合戦も繰り広げられた。
慶大OBで応援部三田会の渡辺泰会長(63)=古河市在住=は、「久々に母校の校歌や応援歌を歌い、喜ぶ姿がたくさん見られてうれしかった」と笑顔で語った。
観戦に訪れた、地元の中学硬式野球チームに所属する木村十八(とおや)さん(15)は、「トップレベルの選手のプレーと迫力ある応援に圧倒された」と目を輝かせた。
早大の先発を担った下妻一高出身の加藤孝太郎投手(3年)は「早稲田のユニホームを着て地元で試合ができ、結果は悔しいが、楽しめた」と、すがすがしい表情で話した。
全早慶戦は全国各地で毎年開催してきたが、コロナ禍の影響で中止が続き3年ぶりの実施。茨城県では1986年以来、36年ぶり3回目の開催となった。
開会式で、茨城三田会長を務める関正夫大会会長は、早慶戦誕生から120周年を迎える記念大会となったことに触れ、「茨城県で開催できたことに感謝したい。晴れ晴れしい試合を期待する」と述べた。
試合は初回に慶大が4点を先制。応援席では現役学生と地元OBらが歓喜に沸いた。最終回に早大が追い上げたが、慶大が6-3で逃げ切った。最後まで両校の熱い応援合戦も繰り広げられた。
慶大OBで応援部三田会の渡辺泰会長(63)=古河市在住=は、「久々に母校の校歌や応援歌を歌い、喜ぶ姿がたくさん見られてうれしかった」と笑顔で語った。
観戦に訪れた、地元の中学硬式野球チームに所属する木村十八(とおや)さん(15)は、「トップレベルの選手のプレーと迫力ある応援に圧倒された」と目を輝かせた。
早大の先発を担った下妻一高出身の加藤孝太郎投手(3年)は「早稲田のユニホームを着て地元で試合ができ、結果は悔しいが、楽しめた」と、すがすがしい表情で話した。