産業系高校生、専門超え議論 茨城・土浦で交流会 茨城の魅力高める提案

茨城県内の商工農業高校や一般高校の専門科で学ぶ生徒たちが集まり、お互いの専門を超えて話し合う交流会が17日、土浦市大和町の県南生涯学習センターで開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3年ぶりに対面で開催。20校の男女76人が「茨城の新たな産業を創造し未来へつなぐ社会」をテーマにアイデアを出し合った。
交流会は産業系の各専門分野の高校生たちが学習内容を互いに理解し、視野を広げようと県教委が開いた。主体的に新しい価値をつくり出す人材を育てるため、質の高い議論をする場を設けたのが特徴だ。
参加したのは農業、工業、商業、家庭、水産、看護、福祉の各分野の県立、私立高校の1~3年生。
各校から1人ずつ専門の異なる生徒たちが12班に分かれ、意見を出し合った。自分のアイデアを形にし、互いのアイデアや強みを生かすことを目指し、茨城の魅力を高める商品や企画を提案。地元食材を使った病院食づくりや、がん検診の受診率を上げるため受診者に特産品を贈る企画のほか、食のイベントを開き交流サイト(SNS)や有名人を活用して発信する企画などを考えた。
県立岩瀬高衛生看護科3年の大枝凜(りん)さん(17)と土橋姫羅(きら)さん(18)は「課題を解決するにはどうしたらいいか、各学科の強みを出し合うのが楽しい」「若い人たちがもっと茨城の良さを知ることができるような企画を出せれば」と話した。
県立水戸農高農業科3年の野村匠冴(しょうご)さん(18)は「いろいろな専門性の考えを知ることができ、自分の知識や学びの刺激になった。良い機会だった」と手応えを語った。
高校生による会社起業や期間限定レストランといった、各校の取り組みの成果も発表された。
交流会は産業系の各専門分野の高校生たちが学習内容を互いに理解し、視野を広げようと県教委が開いた。主体的に新しい価値をつくり出す人材を育てるため、質の高い議論をする場を設けたのが特徴だ。
参加したのは農業、工業、商業、家庭、水産、看護、福祉の各分野の県立、私立高校の1~3年生。
各校から1人ずつ専門の異なる生徒たちが12班に分かれ、意見を出し合った。自分のアイデアを形にし、互いのアイデアや強みを生かすことを目指し、茨城の魅力を高める商品や企画を提案。地元食材を使った病院食づくりや、がん検診の受診率を上げるため受診者に特産品を贈る企画のほか、食のイベントを開き交流サイト(SNS)や有名人を活用して発信する企画などを考えた。
県立岩瀬高衛生看護科3年の大枝凜(りん)さん(17)と土橋姫羅(きら)さん(18)は「課題を解決するにはどうしたらいいか、各学科の強みを出し合うのが楽しい」「若い人たちがもっと茨城の良さを知ることができるような企画を出せれば」と話した。
県立水戸農高農業科3年の野村匠冴(しょうご)さん(18)は「いろいろな専門性の考えを知ることができ、自分の知識や学びの刺激になった。良い機会だった」と手応えを語った。
高校生による会社起業や期間限定レストランといった、各校の取り組みの成果も発表された。