外国人観光客、取り込め 水戸で誘致ツアー 旅行業者招き意見交換


新型コロナウイルス水際対策の緩和でインバウンド(訪日外国人旅行)の需要が見込まれる中、水戸観光コンベンション協会は11月25日、インバウンド向け旅行業者を招いて市内の観光コースを巡るファムプログラムを開催した。7社10人が市内の名所や体験コンテンツ、グルメに触れ、水戸へのインバウンド誘致推進に向けて意見交換した。旅行業者を招いた市内ツアーは初めて。
同協会はこの日、水戸藩9代藩主の徳川斉昭公が説いた「一張一弛(いっちょういっし)」の教えや「梅」をテーマにしたグルメなどを盛り込んだ観光コースを提案。一行はJR水戸駅に集合し、弘道館や水戸城大手門など市内8カ所を巡った。参加者は、たたみの関川(同市見和)での畳作り体験や水府提灯(ぢょうちん)を持って偕楽園を散策するといった伝統文化を堪能。梅を使った料理や酒、スイーツを味わった。
プログラム参加者で、主に香港からの訪日客向け旅行を手がける坂東和佳さんは「畳作り体験は全国的にも珍しく外国人観光客に勧めたいコース。他県とのコラボした周遊企画も人気が出そう」と話した。
同協会は2019年に市インバウンド推進機構を設置。旅行会社へのプロモーションや同機構会員向けセミナーを展開している。コロナ禍でも、インバウンドの復活に向けたオンライン商談会や在日外国人を対象としたモニターツアーを開催してきた。
同協会は、参加者から寄せられた意見を観光コース設定や旅行業者へのアプローチに生かしたい考えだ。
同協会はこの日、水戸藩9代藩主の徳川斉昭公が説いた「一張一弛(いっちょういっし)」の教えや「梅」をテーマにしたグルメなどを盛り込んだ観光コースを提案。一行はJR水戸駅に集合し、弘道館や水戸城大手門など市内8カ所を巡った。参加者は、たたみの関川(同市見和)での畳作り体験や水府提灯(ぢょうちん)を持って偕楽園を散策するといった伝統文化を堪能。梅を使った料理や酒、スイーツを味わった。
プログラム参加者で、主に香港からの訪日客向け旅行を手がける坂東和佳さんは「畳作り体験は全国的にも珍しく外国人観光客に勧めたいコース。他県とのコラボした周遊企画も人気が出そう」と話した。
同協会は2019年に市インバウンド推進機構を設置。旅行会社へのプロモーションや同機構会員向けセミナーを展開している。コロナ禍でも、インバウンドの復活に向けたオンライン商談会や在日外国人を対象としたモニターツアーを開催してきた。
同協会は、参加者から寄せられた意見を観光コース設定や旅行業者へのアプローチに生かしたい考えだ。