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こたつで星空と料理堪能 茨城・常陸太田 竜神大吊橋、非日常楽しむ

夜の竜神大吊橋で料理を楽しむ「コタツで星空鑑賞会」の参加者=常陸太田市天下野町
夜の竜神大吊橋で料理を楽しむ「コタツで星空鑑賞会」の参加者=常陸太田市天下野町


茨城県常陸太田市天下野町の竜神大吊橋で3日、夜の橋上から星空と地元料理を楽しむ観光イベント「コタツで星空鑑賞会」が開催された。参加者20人がこたつで暖を取りながら、郷土料理のけんちんそばや地酒に舌鼓。望遠鏡をのぞいて月や木星、土星などの観賞を楽しんだ。

市観光物産協会といばらき観光キャンペーン推進協議会の共催。「茨城プレデスティネーションキャンペーン(DC)」の特別企画として行われた。市は来年開催の茨城DCでも、全国の観光客を対象に同じ企画を行う予定。同日は〝本番〟に向け、参加者から意見を聞いて企画を磨き上げるために実施した。

用意されたこたつは高さ約70センチで市職員の手作り。営業時間外の午後5時から始まり、参加者に地元産の野菜が入った常陸秋そばやチーズ、そば焼酎が振る舞われた。

星空観賞では解説員が星座早見盤を使って星を紹介。望遠鏡の先に見える土星に、参加者から「見えた」と歓声が上がった。

境町立境小2年、萩原桜介君(7)は「そばを楽しみに来た。寒いけど来てよかった」と笑顔。母の扶美さん(41)は「企画自体が面白い。食事も格別」と満喫した様子だった。

市観光商工部の根本晋部長は「野外でこたつに入る非日常を楽しんでもらおうと企画した。これを機に常陸太田市の魅力を感じてもらえたら」と話した。

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