常陽銀行(水戸市)は27日、バイオ製品輸入販売のゲシェル(東京)と業務提携したと発表した。取引先企業の脱プラスチックに向けた取り組みをサポートする。

「プラスチック資源循環促進法」が昨年4月に施行されるなど、環境汚染対策や温室効果ガス排出量削減に向け、企業でプラスチック使用量削減の取り組みが進んでいる。

同社は、サトウキビを搾った後の残りかすやトウモロコシなどに含まれるデンプンから作られるバイオプラスチックを使った包装材やフォーク、スプーンなどを取り扱う。提携により、同行は取引先の食品メーカーや飲食店などに石油由来の製品から、同社の植物由来製品への切り替えをサポートする。