茨城・守谷市教委 校内に〝スタジオ〟開設 動画編集機材導入 プレゼン力向上へ

茨城県守谷市は児童生徒のプレゼンテーション能力を高めようと、より高度な動画編集が可能なスタジオ用機材一式を導入した。校内に〝学校スタジオ〟を開設し、教室への配信やほかの学校との交流などに利用する。市教委は「児童生徒のプレゼンテーション力や情報通信技術(ICT)活用能力の向上につなげていきたい」と話す。
導入した機材は動画の背景を合成する「クロマキー撮影」ができ、テレビのニュース番組の天気予報のように、図表などを背景に説明が行える。臨場感にあふれた魅力ある動画配信ができるという。二つの映像を切り替え合成できるキャプチャー、ライブストリーミング機器、マイク、グリーンバックなど一式で、導入費用は約120万円。昨年10月に導入後、試行を経て1月から授業で活用している。
1月27日には市立けやき台中の2年生で機材を活用した英語の授業が行われた。グループに分かれ、クラスで人気があるものを調べ、その結果を英語で発表した。
発表グループはパソコン室に設置されたスタジオからライブ配信。グリーンバックの前でジェスチャーを交えながら発表していた。
教室では電子黒板に発表の様子が映し出され、画面には発表者とともにグラフや図表も表示された。
鈴木遥祐さん(13)は「表情に気を付けて発表した。ライブ配信は難しいけど楽しかった。これからもやってみたい」と話した。中野比呂志校長は「これからの時代はプレゼン力や自己表現力が求められる。このような経験にはプラスになる」と話した。
機材は持ち運び可能で通常は市立高野小に置かれ、市内13小中学校で活用していく。
導入した機材は動画の背景を合成する「クロマキー撮影」ができ、テレビのニュース番組の天気予報のように、図表などを背景に説明が行える。臨場感にあふれた魅力ある動画配信ができるという。二つの映像を切り替え合成できるキャプチャー、ライブストリーミング機器、マイク、グリーンバックなど一式で、導入費用は約120万円。昨年10月に導入後、試行を経て1月から授業で活用している。
1月27日には市立けやき台中の2年生で機材を活用した英語の授業が行われた。グループに分かれ、クラスで人気があるものを調べ、その結果を英語で発表した。
発表グループはパソコン室に設置されたスタジオからライブ配信。グリーンバックの前でジェスチャーを交えながら発表していた。
教室では電子黒板に発表の様子が映し出され、画面には発表者とともにグラフや図表も表示された。
鈴木遥祐さん(13)は「表情に気を付けて発表した。ライブ配信は難しいけど楽しかった。これからもやってみたい」と話した。中野比呂志校長は「これからの時代はプレゼン力や自己表現力が求められる。このような経験にはプラスになる」と話した。
機材は持ち運び可能で通常は市立高野小に置かれ、市内13小中学校で活用していく。