茨城町が新文化的施設基本設計発表 芸術活動の拠点に 住民意見反映

茨城町の新たな文化的施設周辺の俯瞰(ふかん)イメージ。左が施設、右が役場庁舎、奥が総合福祉センターゆうゆう館
茨城町の新たな文化的施設周辺の俯瞰(ふかん)イメージ。左が施設、右が役場庁舎、奥が総合福祉センターゆうゆう館
茨城町の文化的施設のイメージ図。中央がイベント広場
茨城町の文化的施設のイメージ図。中央がイベント広場
茨城県茨城町は、ホールや公民館機能を備えた新たな文化的施設の基本設計を発表した。町民と高校生によるワークショップを開いてホールや諸室などに関する意見を集約し、昨年10月に策定した。計画は、町民の文化芸術活動を支える拠点であるとともに、役場と総合福祉センターを含めた公的サービスをつないで相乗効果を高める役割を担うとしている。町の公式ホームページで概要を公表。2026年度のオープンを予定している。

計画概要などによると、文化的施設は同町小堤の町役場庁舎隣の敷地約9950平方メートルに、鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造り3階延べ床面積約3560平方メートルを建てる。駐車場は計53台(うち障害者用3台)で駐輪場を20台。

ホールは計492席。移動式の観覧席で舞台も含め平土間に転換できる。ホールのロビー側を開放し、屋外イベント広場と一体的な活用も可能。展示会やマルシェ、軽運動など幅広い演目やイベントに対応する。

ホールは災害時に避難所にもなるが、屋外イベント広場も「防災広場」として機能。舗装を施し、かまどベンチによる炊き出しなどに利用できる。

諸室は施設内を南北に貫く「かがやきストリート」に面し、音楽スタジオや大小の会議室、事務室、創作室、軽運動(リハーサル)室、多目的室(大会議室)など。ストリートは町民の情報・交流スペースで、活動の掲示板や展示、書架棚を置く。施設と役場庁舎の間に広がる芝生広場は「いばらきまつり」の会場を想定している。

2階は主にテラスで、屋外イベント広場や芝生広場での催しを観覧できる。

基本設計策定に当たり、町は昨年5~9月までの間に計5回、町民20人によるワークショップを開催。県立茨城東高の生徒のワークショップも同8月に開いて施設の使い方などについて意見を出し合った。昨年12月には管理運営計画に関する1回目のワークショップを開き、町民と高校生が年間カレンダーを作成するなどしている。

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