茨城・太田西山高 高校生目線で企業紹介 動画制作 就職ミスマッチ解消狙い

茨城県立太田西山高校(常陸太田市新宿町、谷津勉校長)の2年生が、地元の企業を紹介する動画制作に取り組んでいる。高校生の目線で動画を作成し、就職を検討している同世代に企業の魅力を発信することで就職のミスマッチを解消しようという試み。生徒たちは「皆に見てもらえる動画に仕上げたい」と張り切っている。
市が提案し、同校の生徒10人が応じた。紹介企業は医療用総合リネンサービス「茨城リネンサプライ」(同市東二町、伊村佳洋社長)。生徒たちは事前に動画制作に必要な撮影素材などを検討し、オープニング・エンディング、見学会、インタビューの三つの係で準備。実際の撮影が13日、同市中城町の同社東部工場で行われた。
動画の設定は高校生の工場見学。生徒が同社員から説明を受けているシーンをはじめ、稼働している工場内の機械や各作業、入社の動機や仕事の魅力など社員へのインタビューも行った。撮影時には、音声のチェックや社員と生徒の位置などを検討しながら、取り直しをする場面もあった。
高野夏希さん(17)は「雰囲気が良い会社という印象。インタビューで言葉に詰まったりしてしまったが、自分たちの目で工場を見て回れたのはよかった。良い動画にしたい」とほっとした様子だった。
市商工振興・企業誘致課の猿田陽子さんは「地元の高校生の目線で、地元にある企業を紹介することで、同じ世代の高校生に知ってもらえるきっかけづくりなれば。高校生ならではのカメラの回し方もあり、今後の編集も含めて完成が楽しみ」と期待した。
動画の完成は本年度内を予定し、市のホームページや市の企業ガイドブックのウェブ版にも公開していく予定という。
市が提案し、同校の生徒10人が応じた。紹介企業は医療用総合リネンサービス「茨城リネンサプライ」(同市東二町、伊村佳洋社長)。生徒たちは事前に動画制作に必要な撮影素材などを検討し、オープニング・エンディング、見学会、インタビューの三つの係で準備。実際の撮影が13日、同市中城町の同社東部工場で行われた。
動画の設定は高校生の工場見学。生徒が同社員から説明を受けているシーンをはじめ、稼働している工場内の機械や各作業、入社の動機や仕事の魅力など社員へのインタビューも行った。撮影時には、音声のチェックや社員と生徒の位置などを検討しながら、取り直しをする場面もあった。
高野夏希さん(17)は「雰囲気が良い会社という印象。インタビューで言葉に詰まったりしてしまったが、自分たちの目で工場を見て回れたのはよかった。良い動画にしたい」とほっとした様子だった。
市商工振興・企業誘致課の猿田陽子さんは「地元の高校生の目線で、地元にある企業を紹介することで、同じ世代の高校生に知ってもらえるきっかけづくりなれば。高校生ならではのカメラの回し方もあり、今後の編集も含めて完成が楽しみ」と期待した。
動画の完成は本年度内を予定し、市のホームページや市の企業ガイドブックのウェブ版にも公開していく予定という。