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茨城県議選で反党行為、舘県議を会派離脱処分 自民茨城県連

自民党茨城県連本部=水戸市笠原町
自民党茨城県連本部=水戸市笠原町


自民党茨城県連(梶山弘志会長)は27日、総務会を開き、2022年の茨城県議選で反党行為があったとして、舘静馬県議=水戸市・城里町区=を2年間の「会派離脱及び党役職停止」処分にすると全会一致で決めた。28日に本人へ通知し、1週間の再審査請求期間に不服申し出があれば再協議する。処分は4月1日付。

県連によると、舘氏は県議選前、衆院1区の福島伸享氏(無所属)との対談を動画投稿サイトに公開。県連に弁明書を出したが、その後、県議選告示日の出陣式でマイクを持った福島氏のあいさつも公開した。福島氏は2021年の衆院選で同党の田所嘉徳氏に勝利している。県連は一連の行動を「礼節を欠くことなく反党行為は一切行わない」とする入会の誓約書に反すると認めた。

報道陣に川津隆総務会長は「党員から多くの意見が寄せられ、処分対象外としては党の立場が示せない」と説明。葉梨衛会長代理は「自民党を批判する相手と行動した。どんな票でも欲しいという感覚はいかがなものか」と語った。

県連は1月、県議選の反党行為の有無について、無記名の文書で意見を集約。指摘のあった舘氏から役員会で事情を聴いた。舘氏は「(出陣式に)福島氏が突然来て、あいさつをさせないわけにはいかなかった。動画は田所氏の許可を得て出すつもりだったが、スタッフが公開してしまった」などと弁明していた。

舘氏は当選5回。昨年12月の県議選で、水戸市・城里町区(定数6)に党公認候補として立候補し、現新10人が乱立する中、1万3745票を獲得して初めてトップ当選した。

県連の処分は重い順に、①除名②党員資格の停止または離党勧告③選挙で非公認または非推薦④会派離脱及び党役職の停止⑤戒告及び党役職の停止⑥党則順守の勧告-の6段階。

最近では、17年の知事選で、党が推薦する候補を積極的に支援しなかったとして、県議4人を会派離脱、2人を戒告の処分としている。

■理解されず残念 舘県議
処分決定を受け、舘静馬県議は27日、茨城新聞の取材に「(福島氏から)応援されたことに自分の意思はなく、反党行為の認識はない。役員に理解を得られず残念」と答えた。

今後の対応については「まだ正式に通知されていないので何とも言えない」と述べた。

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