ルヴァン杯、8日に敵地で柏戦 鹿島、初戦白星を

柏戦に向けた練習でドリブルを見せるJ1鹿島のアルトゥールカイキ(手前)=クラブハウスグラウンド
柏戦に向けた練習でドリブルを見せるJ1鹿島のアルトゥールカイキ(手前)=クラブハウスグラウンド
鹿島先発
鹿島先発
JリーグのYBCルヴァン・カップ1次リーグ第1節は8日、各地で10試合が行われ、鹿島は三協フロンテア柏スタジアムで柏と対戦する。キックオフは午後7時。8季ぶりの制覇に向け、白星発進したい。

鹿島のリーグ戦の開幕3試合は2勝1敗となった。シーズン始動から重視してきたフィジカル面の調整が図られ、テーマである「競争と成長」の好循環が生まれつつある。FWエレケとDF津久井が全体練習に合流し、けが人はいなくなった。個々の状態は良く、運動量や動きの切れが増しており、先発メンバー争いが激しくなっている。パリ五輪世代のFW染野やMF松村に期待がかかる。

横浜FC戦から中3日で迎える柏戦に向け、岩政監督は選手起用に頭を悩ませている。柏戦後の福岡戦(12日)も考慮し、「準備ができている選手をどんどん出したい。いいチーム状態を、週末にかけて維持したい」と説明した。

今季のルヴァン・カップは21歳以下の選手を1人以上先発させなければならない規定が復活した。ただ、柏はDF田中がU-20(20歳以下)アジアカップに出場しているため、21歳以下の選手の出場義務が免除される。リーグ戦は開幕から2分け1敗と苦しんでおり、顔ぶれを変えてくるだろう。鹿島は落ち着いて臨機応変にプレーし、相手を上回りたい。

国内タイトルの奪還に向け、アルトゥールカイキは「全員ができること以上のものを出して、勝利につなげることが大事」と勝ち点3獲得を誓った。

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