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巧みに食材さばく 水戸・常磐神社「包丁式」

巧みで力強い包丁さばきを披露する大森憲哲さん=水戸市常磐町
巧みで力強い包丁さばきを披露する大森憲哲さん=水戸市常磐町


平安時代から続く料理の神事「包丁式」が13日、水戸市常磐町の常磐神社(寺内義興宮司)で開かれた。包丁式は右手に包丁刀、左手にまな箸を持ち、神にささげるため、手を触れずに食材をさばく。会期中の水戸の梅まつりに合わせ、開かれた。

この日は「雪朝の鯛(たい)」、「龍門の鯉(こい)」、「梅花の鯛」の式題が披露され、四條真流県支部長師範の大森憲哲さんが、巧みで力強い包丁さばきで、まな板の上の鯛や鯉を切り分けた。さばいた魚は同神社に奉納された。大森さんは「包丁式という儀式を初めて見た方がほとんどだと思うが、約1200年も前から存在している。日本にこういう文化があることを知ってほしい」と話した。

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