サル痘、茨城県内初確認 40代男性、症状は安定
茨城県は20日、茨城県内の40代男性がサル痘に感染したと発表した。県内での感染確認は初めて。男性の症状は安定しており、県内の自宅で療養しているという。国内では、茨城県の感染を含めこれまでに59例が確認されている。
県感染症対策課によると、17日に県内の医療機関から保健所に感染疑いの報告があり、県衛生研究所の検査で陽性と判明した。男性には発熱や発疹、咽頭痛などの症状があったという。
男性に海外渡航歴はなく、県が感染経路や接触者などを調べている。男性の家族に症状はない。
サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、E型肝炎やレジオネラ症、マラリアなどと同じ感染症法の「4類」に指定されている。主に感染した人や動物の皮膚の病変、体液、血液に触れた場合に感染し、国内で空気感染した事例は確認されていない。アフリカで流行し、近年は欧米を中心に患者が増加。昨年7月、国内で初めて感染が確認された。予防には天然痘ワクチンが有効とされる。
同課は人から人への感染は容易に起こらないとして、「過剰に心配せず、発熱や発疹など体調に異常があるときは近くの医療機関に相談してほしい」と説明。消毒など基本的な感染対策を呼びかけた。
県感染症対策課によると、17日に県内の医療機関から保健所に感染疑いの報告があり、県衛生研究所の検査で陽性と判明した。男性には発熱や発疹、咽頭痛などの症状があったという。
男性に海外渡航歴はなく、県が感染経路や接触者などを調べている。男性の家族に症状はない。
サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、E型肝炎やレジオネラ症、マラリアなどと同じ感染症法の「4類」に指定されている。主に感染した人や動物の皮膚の病変、体液、血液に触れた場合に感染し、国内で空気感染した事例は確認されていない。アフリカで流行し、近年は欧米を中心に患者が増加。昨年7月、国内で初めて感染が確認された。予防には天然痘ワクチンが有効とされる。
同課は人から人への感染は容易に起こらないとして、「過剰に心配せず、発熱や発疹など体調に異常があるときは近くの医療機関に相談してほしい」と説明。消毒など基本的な感染対策を呼びかけた。