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個人情報 茨城県HPに誤公開 半年間 肝炎コーディネーター757人分

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は26日、肝炎患者の治療や就労などの相談を行う県認定の「肝炎医療コーディネーター」757人分の名簿を誤って県ホームページで公開したと発表した。20日までの約半年間、全員分の名前と職種、勤務先とその電話番号を掲載、このうち362人分はメールアドレスも含まれていた。個人情報の流出による被害の報告は入っていないという。

県健康推進課によると、誤掲載したのは、認定更新のため5年間に2度受ける必要がある講習会の受講対象者名簿で、2017年度から21年度までの5年分。受講者番号と個人情報が入ったエクセルデータのうち、番号だけをPDFデータ化して載せる予定だったが、昨年10月18日に個人情報を含めたまま同データ化し公開していた。

掲載には同課の職員2人が関わり、いずれもミスに気付かなかった。今月20日になって別の課の職員の指摘で発覚した。掲載データは同日中に削除し、25日に関係者へ謝罪文を送付した。

同課は「県民の信頼を損ねる事案。再発防止に努める」としている。

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