鮮やか若葉、境内包む 茨城・桜川の椎尾山薬王院

鮮やかな新緑に包まれた椎尾山薬王院の仁王門周辺=6日午後、桜川市真壁町椎尾
鮮やかな新緑に包まれた椎尾山薬王院の仁王門周辺=6日午後、桜川市真壁町椎尾



新緑が美しい季節となり、茨城県桜川市真壁町椎尾の椎尾山薬王院(竹林史典住職)で、芽吹いた若葉が境内を鮮やかな緑色に包み込んでいる。

782年創建と伝えられる同寺は、標高約200メートルの山腹に位置する。境内や寺の周囲にはモミジが大小約100本あり、樹齢100年近くのものもある。1688年に建てられた仁王門の周りでは、訪れた参拝客らが日差しを受けて輝く青葉に見入る姿が見られた。

同県土浦市から訪れた圷博且さん(54)は「歴史を感じさせる木造の建造物と新緑の風景は趣がある」と話した。

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