茨城・かすみがうら市立保育所 園児写真を不適切扱い いたずら書きなど

茨城県かすみがうら市は1日、市立保育所で、保育士がスマートフォンで撮影した園児の画像にいたずら書きなどの加工をし、他の保育士と共有する不適切な写真の扱いがあったと発表した。市は隠蔽(いんぺい)行為があったとして、5月30日付で保育所長の50代男性を戒告の懲戒処分にした。
市によると、問題になったのは、昨年から今年1月にかけて園児3人を撮影した画像4枚。保育士1人が撮影し2枚を加工、ほか1枚は園児にせがまれて撮影、別の1枚は食べこぼしを注意するため、園児の前でハエのおもちゃをテーブルに置いて撮影した。いずれも個人のスマホで撮影し、通信アプリ「LINE(ライン)」を使って5人で共有していた。市は5月31日に保護者説明会を開いて謝罪した。
保育所長はこれら事案を把握した後、印刷された画像資料を廃棄していた。
宮嶋謙市長は「保護者や園児に不安な思いをさせてしまい、大変申し訳ない」と話した。
市によると、問題になったのは、昨年から今年1月にかけて園児3人を撮影した画像4枚。保育士1人が撮影し2枚を加工、ほか1枚は園児にせがまれて撮影、別の1枚は食べこぼしを注意するため、園児の前でハエのおもちゃをテーブルに置いて撮影した。いずれも個人のスマホで撮影し、通信アプリ「LINE(ライン)」を使って5人で共有していた。市は5月31日に保護者説明会を開いて謝罪した。
保育所長はこれら事案を把握した後、印刷された画像資料を廃棄していた。
宮嶋謙市長は「保護者や園児に不安な思いをさせてしまい、大変申し訳ない」と話した。