茨城・土浦市、1500万円賠償 市道事故で後遺症 男性と和解へ
茨城県土浦市乙戸の市道で2020年、自転車に乗った同市の60代男性が市道柵に衝突して後遺症が残る事故があり、男性側が市に1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟について、市は5日、損害賠償金1500万円を支払うことで和解する方針を明らかにした。6日開会の市議会6月定例会に関連議案を提出する。
市道路管理課によると、男性は20年2月9日午前、ロードバイク型の自転車で市道を走行中、木製の棒に鉄線を張った柵に気付かないまま衝突して転倒、頸椎(けいつい)損傷によるまひで寝たきり状態になった。
国道6号バイパス建設に伴い、直線だった市道をクランク状に変更したため空き地が発生。市が管理して柵を設置していた。事故原因は柵が見えにくかったためとしている。
市は昨年9月、緑色の柵に置き換えた。男性側が同月、水戸地裁土浦支部に提訴していた。
市道路管理課によると、男性は20年2月9日午前、ロードバイク型の自転車で市道を走行中、木製の棒に鉄線を張った柵に気付かないまま衝突して転倒、頸椎(けいつい)損傷によるまひで寝たきり状態になった。
国道6号バイパス建設に伴い、直線だった市道をクランク状に変更したため空き地が発生。市が管理して柵を設置していた。事故原因は柵が見えにくかったためとしている。
市は昨年9月、緑色の柵に置き換えた。男性側が同月、水戸地裁土浦支部に提訴していた。