赤水の功績学ぶ連続講座 15日から全3回

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■顕彰会が講話、参加募る

現在の高萩市出身で、日本地図を作成した江戸時代の学者、長久保赤水(1717~1801年)の生涯と功績を学ぶ連続講座(全3回)が、15日から水戸市南町2丁目の茨城新聞みと・まち・情報館で開かれる。

長久保赤水顕彰会の佐川春久会長が、①赤水の生涯と功績②国重要文化財に指定された赤水の関係資料③天文学分野の業績、赤水が作った日本地図が海外に与えた影響-について講話する。

長久保赤水は、伊能忠敬よりも42年早い1779年に詳細な日本地図を完成させたほか、儒学、天文学、農政学などにも精通。農民出身ながら水戸藩6代藩主、徳川治保に学問を教える侍講に登用された。

第1回は今月15日、第2回は9月14日、第3回は11月9日で、いずれも午前10時半から正午。

各回講座は同顕彰会出版の本を教材として使い、本は参加者にプレゼントする。初回の本は「江戸時代後期の巨星 長久保赤水」、第2回は「長久保赤水資料群」、第3回は絵本「小わく星 ナガクボ」。

定員は各回とも25人(申し込み先着順)。参加費無料。申し込み、問い合わせは同情報館(電)029(306)9500(平日午前10時~午後5時)。

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