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大相撲高砂部屋、茨城・下妻で4年ぶり合宿稽古 園児とも触れ合う

激しくぶつかる朝乃山関(右)=下妻市大宝
激しくぶつかる朝乃山関(右)=下妻市大宝
力士に挑む大宝保育園の園児たち=下妻市大宝
力士に挑む大宝保育園の園児たち=下妻市大宝


大相撲の高砂部屋(東京都)が8日、茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮境内の相撲場で合宿稽古を行った。約300人の見物客が見守る中、元大関の平幕朝乃山関(29)=富山市出身=らが熱のこもった稽古を披露した。土俵では力士と保育園児の触れ合いもあり、盛んな拍手が送られた。合宿稽古は9日まで。

合宿稽古は2001年から続く恒例行事。コロナ禍の影響で中断されていたが、4年ぶりに開かれた。夏場所で12勝3敗の好成績を残した朝乃山関は力強い立ち合いを何度も見せ、見物客をうならせた。

稽古後は大宝保育園の園児14人が力士たちに挑戦。力いっぱいぶつかった小島颯斗君(5)は「楽しかった。体が大きかった」と話し、神郡歩君(5)は「(力士の)体が硬かった」とそれぞれ感想を話した。

同八幡宮奉納相撲保存会長を務める山内雄佑宮司(44)は「下妻に、大宝に合宿がようやく戻ってきた。会員も子どもたちも顔が生き生きしている。元の活気が取り戻せたと思う」と語った。

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