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J1鹿島 ピトゥカ、古巣復帰へ 今季末に退団見込み

練習でボールを追いかけるJ1鹿島のピトゥカ=クラブハウスグラウンド、5月17日撮影
練習でボールを追いかけるJ1鹿島のピトゥカ=クラブハウスグラウンド、5月17日撮影


サッカーのブラジル1部・サントスは21日、J1鹿島のMFディエゴピトゥカ(30)が復帰すると発表した。ピトゥカは鹿島との契約が今季で満了を迎えるため、シーズン終了後に移籍するとみられる。

選手契約の規則上、満了の6カ月前から仮契約を結ぶことができる。ルールにのっとった契約だが、この時点で公式に発表することはまれ。鹿島は実力者の慰留に努めるも、古巣からの熱心な働きかけに応じた格好だ。

サントス側は今夏の移籍も試みているが、時期は今季末になる見込みだ。取材に応じた強化責任者の吉岡宗重フットボールダイレクター(FD)は移籍時期に関し、「ピトゥカは誠意を込め、『鹿島のために全力でタイトルを』と目を見て話してくれている」と話す。残されたリーグとルヴァン杯のタイトルは、ピトゥカとともに目指すことになりそうだ。

ピトゥカは2021年にサントスから加入した。同年には南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯で準優勝に導いており、古巣のファンからの人気も絶大。鹿島でも豊富な運動量を生かし、攻守で欠かせない存在になっている。これまでにリーグ戦73試合に出場し、5得点を記録している。

FC東京戦後、20日からの練習には不在だったが、痛めていたアキレス腱(けん)の治療に専念するためだという。

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