【台風13号】災害ごみ回収難航 茨城・日立市職員も動員

台風13号に伴う大雨で浸水被害が相次いだ茨城県日立市で、住宅から出た災害ごみの回収が追い付かず、市が職員を動員して世帯ごとの戸別回収に乗り出している。仮置き場まで自力で運び込むことができない被災者が対象で、トラックで巡回している。
県によると、市内の住宅被害は床上床下浸水が計324棟(18日現在)に上る。
市は災害ごみの仮置き場を4カ所開設しているが、高齢や車両がないなどの理由で家の前に置かれたままになっている場所もある。
このため地区別にまとめられた災害ごみは、業者に委託して13日から戸別回収を開始。ただ、業者だけでは回りきれない地域もあるため、市の相談窓口で受け付けた要望に基づき職員がトラックで1軒ずつ回ることにした。
公用車のトラックを使って3班体制で各地を巡回し、床上浸水した同市砂沢町の中野渡つや子さん(78)方では18日、ボランティアも加わって水に漬かった家電製品や家具などをトラックの荷台に次々に積み込んでいった。
1人暮らしの中野渡さんは「不安でこれからどうしようと困っていたが、本当に助かった」と語った。
県によると、市内の住宅被害は床上床下浸水が計324棟(18日現在)に上る。
市は災害ごみの仮置き場を4カ所開設しているが、高齢や車両がないなどの理由で家の前に置かれたままになっている場所もある。
このため地区別にまとめられた災害ごみは、業者に委託して13日から戸別回収を開始。ただ、業者だけでは回りきれない地域もあるため、市の相談窓口で受け付けた要望に基づき職員がトラックで1軒ずつ回ることにした。
公用車のトラックを使って3班体制で各地を巡回し、床上浸水した同市砂沢町の中野渡つや子さん(78)方では18日、ボランティアも加わって水に漬かった家電製品や家具などをトラックの荷台に次々に積み込んでいった。
1人暮らしの中野渡さんは「不安でこれからどうしようと困っていたが、本当に助かった」と語った。