まき窯実演や販売 茨城・笠間で3日まで陶器「秋市」
陶産地・茨城県笠間市の魅力を発信する陶器市「笠間焼 秋市」(笠間焼協同組合主催)が31日、同市笠間の笠間芸術の森公園イベント広場で始まった。窯元・作家らによるブースが並び、カップや皿などを販売。来場者はまき窯による本焼きなどの企画を楽しんでいる。11月3日まで。
秋市は昨年に続き2回目の開催。好評だった植木鉢展も今年も実施されている。出店者による個性豊かな作品が並び、フラワーショップの協力で購入した植木鉢に好きな植物を植え込むサービスも行われた。コーヒーショップ&カップ展では試飲や豆を販売。作家によるカップが出展された。
本焼きは倒炎式のまき窯を使用。午前8時ごろから火入れを行い、夕方まで陶器を焼き続けた。作品は約40個で、冷ました後に窯から出して各作家のブースで展示した後、2、3日に販売する予定。
同組合の磨屋潤事務局長は「作家や窯元が販売することで来場者は直接話が聞ける。陶器市の醍醐味(だいごみ)を楽しんでもらえれば」と話した。












