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「昭和100年」振り返る 写真や看板、家具 茨城・古河で企画展

昭和時代を振り返るさまざまな展示品=古河市中央町
昭和時代を振り返るさまざまな展示品=古河市中央町


戦争や高度経済成長、技術革新など変化の激しかった昭和の時代。大きく様変わりした身近な暮らしや社会の変遷を見つめる企画展「昭和100年」が茨城県古河市中央町の古河歴史博物館で開かれている。同展は24日まで。

副題は「あしもとの100年をふりかえる」。学芸員の立石尚之さんは「副題にあるように難しく考えず、自分の物差しで捉えられる範囲で変化を振り返ったり、懐かしんだりしてもらえたら」と話す。

感染病が流行し、社会情勢が不安定だった昭和初期は、市民の間に不安が漂った。疫病平癒や退散を願う伝統行事「悪戸新田獅子舞」が復活した様子を撮影した写真や、江戸時代に作られたとされる獅子頭が紹介されている。

地元の写真愛好家が撮影した高度成長期直前の市内や、市の広報紙で長く連載した漫画家、中谷柳児さんの4こま漫画「ガコちゃん」、当時の街角や家庭で目にした懐かしい看板や家具などが展示されている。

今年は古河市制施行75年に当たる。同市出身の作家、永井路子さんの叔父で、戦時中に古河町長を務めた永井三郎さんが唱えた「大古河市」構想なども併せて紹介する。

問い合わせは同博物館(電)0280(22)5211。



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