【映画】
磯村勇斗の甘いウィスパーボイスが耳福々々 ナレーションで“初恋に溺れる少年”を表現

少年同士の瑞々しい刹那の恋を描いた映画『Summer of 85』(8月20日より全国公開)劇中曲のミュージックビデオでナレーションを担当した磯村勇斗
 俳優の磯村勇斗(28)がナレーションを担当したフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督の最新作『Summer of 85』(8月20日公開)のミュージックビデオが公開された。劇中曲にあわせて2人の少年が過ごしたかけがえのないひと夏を振り返るような映像にナレーションをつけたもので、初恋の喜びや痛みに溺れる無垢な少年の繊細な心情を、磯村が甘く切ない声で表現している。



【動画】磯村勇斗ナレーション入り “耳で恋する”スペシャルMV



 映画は、オゾン監督が17歳の時に出会い感銘を受けた、英作家エイダン・チェンバーズの青春小説「Dance on My Grave」(「おれの墓で踊れ」/徳間書店)が原作。1985年夏、北フランスの海辺の町を舞台に、16歳のアレックス(演:フェリックス・ルフェーヴル)が、運命的に出会った18歳のダヴィド(演:バンジャマン・ヴォワザン)との愛に溺れ、永遠の別れを知るまでの、生涯忘れられない“6週間の青春”を映画いた、はかなくも美しいラブストーリーだ。



 不慮の事故でダヴィドを失い傷つきながらも、心の中の彼の存在を確かめるように、ゆっくりと思い出をたどるアレックス。嵐の海での出会いからの恋のはじまり、2人きりで過ごした幸せな日々、愛するほどに湧き上がる“満たされない気持ち”など、美しい初恋の記憶を思い巡らす写真の数々には、アレックスが初めて経験した濃密な6週間が凝縮されている。



 大河ドラマ『青天を衝け』や映画『東京リベンジャーズ』に出演するなど、映画・ドラマ界で活躍する磯村だが、映画でのナレーションは今回が初挑戦。収録後、「慣れていないからドキドキした」と明かした磯村は、「普段は全身を使って芝居をしていますが、繊細なニュアンスを声だけで表現することはとても難しかった」と述懐。



 オゾン監督こだわりの16ミリフィルムで撮影された本作の映像美に触れ、「オレンジ色の夕日のあたる海岸や、ヨットから見る一面の青い海、80年代を彷彿とさせるフランスの景色がとてもきれい。フィルムならではのざらざらとした質感や滲んだ色味によって、人物の表情がより豊かに繊細に感じられて、本当に美しかったです」と魅力を語り、「美しく切り取られた、アレックスとダヴィドの初恋を邪魔したくないと思いながら臨みました」と、ナレーションに込めた想いを明かした。



 さらに、本作について「少年たちの恋が始まっていく過程がとてもピュアで、心を掴まれました。きっと誰もが“初恋”を経験していると思う。彼らの物語が、皆さんにとっても自分の青春時代を思い出すきっかけになってほしいなと思います。観終わった後に、心が素直に、前向きになれる映画です」と、魅力を語っていた。



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