【エンタメ総合】
杉野遥亮、姉役・黒木華と「いい関係値を築けた」 “くだけた姿”見て実感

ドラマ『僕の姉ちゃん』に出演する杉野遥亮 (C)テレビ東京


 女優の黒木華、俳優の杉野遥亮が出演するドラマ『僕の姉ちゃん』(Amazon Prime Videoにて9月24日より全話一挙先行配信、テレビ東京にて2022年放送予定)。このほどオンライン取材に応じた杉野は、自信を持って「面白い作品になる」と胸を張った。



【写真】黒木華×杉野遥亮 姉弟役の仲良しビジュアル



 原作は、雑誌『anan』(マガジンハウス)で長期連載されている、年の離れた姉弟のユーモラスな会話を描く益田ミリの同名漫画。輸入家電の会社に勤める30歳の姉・白井ちはるを演じる黒木は、月9ドラマ『イチケイのカラス』で冗談が全く通じない堅物なエリート裁判官を好演するなど、数々のドラマや映画で活躍。冷凍食品メーカーに勤める社会人1年目の23歳、素朴でまっすぐに育ってきた弟・白井順平を演じる杉野も、ドラマ『直ちゃんは小学三年生』や映画『東京リベンジャーズ』などの話題作やCMに出演中。ドラマでは、この2人のユーモラスな掛け合いが見どころとなる。



 海外駐在中で両親不在の、つかの間の二人暮らし。仕事を終え帰宅した部屋で、お酒を飲み、それぞれ好きなものを食べながら、恋・仕事・趣味・人生にまつわる会話を繰り広げる。少し年の離れた姉弟だからこそのぶっちゃけトークでさく裂する「恋愛感」「仕事論」「力の抜き方」などの“姉ちゃんの本音“は、一見ひねくれていて意地悪なように聞こえるが、実はしごく真っ当で、順平は妙に納得してしまうのだった。



 撮影を振り返りながら「お姉ちゃんがズバッと本質をつく発言が面白いなと思いましたね」と笑みをこぼした杉野は「このご時世、改めて家族に向き合うことが大事だと思います。それまでお互いに知らなかった一面を知る時間が尊い時間だというメッセージをお伝えできると思います」と言葉に力を込めた。



 「すーちゃん」シリーズ、「スナック キズツキ」(10月よりテレビ東京にてドラマ化)など女性を中心に幅広い支持を得ている原作者の益田は、「このふたりのことを無限に見ていたい!」と、黒木&杉野での実写化に期待を寄せている。



 姉弟役で共演した黒木については「皆さんとは密な時間、濃厚な時間を過ごせたと思います。それは今となってはすてきな思い出だなと思います」と回想。さらに「黒木さんとはどこか役と自分の境目が分からなくなってしまうような瞬間があって、くだけた黒木さんを見られたのは、いい関係値を築けた証なのかな(笑)」とほほ笑みながら明かしていた。



 また、「理想の姉ちゃん」を問われると「一緒に馬鹿できる人ですかね」と回答し「劇中の2人の関係値も理想ですけど、僕個人としては、助けてもらうだけじゃなく助けたい」と想像を膨らませていた。



 本作で監督・脚本を務めるのは、テレビCM・ダスキン「くらしのリズムを整えよう」シリーズ、ブルボン ルマンドアイス「恋の味」篇などのディレクターを務める吉田善子。何気ない日常を丁寧に、優しく、またクールに描く演出力が高く評価され、数々のCM作品を手掛ける吉田が、『僕の姉ちゃん』の世界にどんな息を吹き込むのか? 洗練された美術セット、衣装、小道具、音楽がふんだんに登場するドラマの中身にも注目だ。



 さらに脚本には、映画『愛唄』、『461個のおべんとう』の清水匡、WOWOW「グーグーだって猫である」シリーズ、映画『オーバーフェンス』『まともじゃないのは君も一緒』の高田亮も名を連ねている。

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