【映画】
広瀬すず、俳優を”いつやめれるのか”と葛藤した過去を明かす「”勝つまで”というモチベーションでやっていた」

『流浪の月』フレッシャーズ試写会に登壇した広瀬すず (C)ORICON NewS inc.


 俳優の広瀬すず、松坂桃李が8日、都内で行われた映画『流浪(るろう)の月』(13日公開)フレッシャーズ試写会に登壇。4月に新社会人としてのスタートを切った新入社員らが集まった試写会で、社会人の先輩として広瀬と松坂が質問に真剣に向き合った。



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 本作は、広瀬と松坂のダブル主演で、凪良ゆうの本屋大賞受賞作を李相日監督が実写映画化。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・更紗(広瀬)と、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・文(松坂)が、15年後に再会したことから始まる物語。



 新入生からの質問に2人が答えるコーナーでは「いまの職業を続けていて、なんでこの仕事をやっているんだろうと立ち止まる瞬間があったときにどう前を向いて歩いて来たのか?」という質問が投げかけられた。



 広瀬は「私はすごくこの仕事をしたくてしたくてという気持ちよりも、姉が先にやっていて、なんとなくついていったと言う感覚だったので、最初はずっと『いつやめられるんだろうなぁ』と思うことが多かったです」とデビュー当時を振り返った。その上で「お仕事をすることに強い思いはなかったんですけど、ふと『これをやめても私には何も残っていない』と感じて。あと周りと比べられたりすることで、どうしても負けることが悔しくて、好きかどうかは別として、”勝つまで”というモチベーションでやっていました」と語った。



 続けて「でもお仕事をしていくうちに、いまではこの職業を大切にしたいなという思考に変わったんですよね。悔しいは変わらずあるんですけど…」と現在の思いを打ち明けた。



 回答を受けて、質問をした新入社員も「広瀬さんと同じ年なのですごくわかるなと思いました。私も負けず嫌いなので、頑張りたいと思います」と心に響いた様子だった。



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