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グレート義太夫、週3回透析治療の現状 芸能界は「糖尿病に適した世界」

『歩いて学ぶ糖尿病 バーチャルウォークラリー』に出席したグレート義太夫 (C)ORICON NewS inc.


 タレントのグレート義太夫が22日、都内で行われた『歩いて学ぶ糖尿病 バーチャルウォークラリー』に出席した。糖尿病から透析治療を受けることになった現在の生活ぶりを明かした。



【写真】「ガムシロを一気飲み」波乱万丈な過去を明かしたグレート義太夫



 たけし軍団の一員として、波乱万丈な芸能生活を送った義太夫は「芸能界は、糖尿病には適した世界」と振り返りながら「番組の打ち合わせが終わって、夜中の3時くらいから焼肉に行っていた。体を壊すのが目に見えた世界。発症してからも騙し騙し生活していたけど、とうとう騙せなくって(糖尿病が)次のステージに行ってしまった」と後悔をにじませる。



 医師から食事制限のお達しを受けるが「真逆の内容の仕事が入ってくる。中ジョッキに並々に入ったガムシロを一気飲みするとか。『糖尿病は労災じゃないか?』と事務所に言ったら『ふざけるな』と(笑)。遅い時間に食事をしなきゃいけなかったり、糖尿病にとっていけない仕事が続いた」と回顧。



 痛みなどの症状がなく、それまで真剣に治療に取り組まなかったという義太夫だが、症状が悪化し、糖尿病性腎症による腎不全を発症。現在は「週3回、5時間ずつ」の透析を受けていると明かし「自分次第で透析を受けるのを10年後、20年後に遅らせることはできた。後悔しています」と話した。



 日本糖尿病協会とノボノルディスクファーマが共催する同イベントは、無料ウォーキングアプリ「そとでる」を活用して、楽しく気軽に体を動かし、糖尿病における運動の大切さを学ぶ。

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