【エンタメ総合】
有田哲平『世にも奇妙な物語』で初主演 難役に挑戦「何とも言い様のない役を演じさせて頂きました」

6月18日放送の土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』に出演する有田哲平(C)フジテレビ


 ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ・フジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』が6月18日午後9時から放送される。その内のエピソードの1つ『何だかんだ銀座』で、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平が初出演・初主演を務めることが24日、決定した。有田が同局系のドラマで主演を務めるのは今回が初となる。



【別カット】何とも言い様のない役…『世にも奇妙な物語』に出演する有田哲平



 1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマを送る。



 この4つの“奇妙な”エピソードの1つである「何だかんだ銀座」で、有田が初出演・初主演を務めることが決定した。数々のバラエティー番組のMCを務め唯一無二の存在感を放つ有田は、俳優としても連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)、『わにとかげぎす』(TBS系)などのドラマに出演し、抜群の演技力を見せてきた。



 そんな有田が今回演じるのは、銀座に生息するお金持ち・ニホンオオカネモチ。有田はこの役を演じるにあたり「何かをモチーフにしてとか、何かを頼りにして役作りができない役」「ただのお金持ちではない!」と今までにない難しい役だとコメント。有田がこの“お金持ち”という難役をどのように演じるのか必見だ。原作は、村崎羯諦の 「余命3000文字」(小学館文庫)収載の同名小説。“世にも奇妙”ならではの不気味なコメディータッチとユニークな設定が織りなす「何だかんだ銀座」に期待が高まる。



■『何だかんだ銀座』あらすじ

羽鳥祐介(岩田琉聖)は父親の昭夫(東根作寿英)と銀座の公園で“野生のお金持ち”であるニホンオオカネモチ(有田)を捕まえて自宅で飼うことにする。祐介の誕生日プレゼントとして飼う事に母親の美津子(紺野まひる)はあきれつつも認めることにする。ただ、ニホンオオカネモチは銀座に大変なこだわりを持ち、銀座で買った食器、銀座の食べ物以外は受け付けないなど、かなり厄介な生態が……。そんな“お金持ち”と祐介の世にも奇妙なひと夏の物語が始まる。



■有田哲平コメント



――『世にも奇妙な物語』への出演が決まった時の感想。

「すごく好きな番組なので、本当にうれしいと思いましたが、台本を読んで“これ…!?”って思いました。ほとんどがネタバレになってしまうので、あまり言えないですが、“これですか!?”というのが率直な感想です(笑)」



――“世にも奇妙”ならではのユニークな設定だが、実際に演じてみて。

「監督さんもスタッフさんもマネジャーにも開口一番“この役は相当難しいですよ……”って言われるくらい難しい役みたいです。いわゆる、普通のお金持ちだったら“ちょっと偉そうに演じてみるか”と思ったのですが……。とにかく、ただのお金持ち役ではないです! 本当に何かをモチーフにしてとか、何かを頼りにして役作りができない役なので、とにかく探り探り監督と話し合いながら、何とも言い様のない役を演じさせて頂きました」



――視聴者へメッセージ。

「『世にも奇妙な物語』というのは、本当に一癖も二癖もある物語がいつも描かれていると思いますが、今回の作品も最初から最後の最後までちゃんと気を抜かずに見ていただければなと思います。“ほんとに奇妙だな”って思うと思います(笑)。世にも奇妙な物語の中でもさらに奇妙な物語になっていると思います。是非、ご覧ください!」

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