【映画】
女王蜂・アヴちゃん、運命を感じた役を通して「新しい人格が生まれた」 『犬王』への熱い思い語る

主人公・犬王役を務めたアヴちゃん (C)ORICON NewS inc.


 ロックバンド・女王蜂のアヴちゃんが28日、都内で行われた劇場アニメーション『犬王』の初日舞台あいさつに出席した。



【動画】舞台あいさつ中に森山未來と踊り狂うアヴちゃん



 同作は、「平家物語 犬王の巻」(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅政明監督×松本大洋(キャラクター原案)×野木亜紀子(脚本)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結しており、主人公・犬王の声をアヴちゃん、その相棒となる琵琶法師・友魚役を森山未來が担当する。



 主演を務めたアヴちゃんは、「私自身も運命を感じた。原作を読んで『私がやらなあかん役や』と思った。自分の中に新しい人格というか、キャラクターが一つ明らかに生まれているような感じです」と心境を吐露。自身と役の共通点については、「あまりにもたくさんあって…。きっと男の子をまっとうしていたとしたら、彼のように生きていたんじゃないかなと思う」と感慨深げに語った。



 歌唱シーンについては、「『犬王』はマイクがない時代なので、とにかくのどが終わるぐらいの声を出しました。録音マイクを壊すぐらいの気持ちでやっていました」と振り返り、「(声量が)人間離れしてるんだなと思いました」と笑顔で自画自賛した。



 舞台あいさつにはアヴちゃんのほか、森山、柄本佑、津田健次郎、湯浅政明監督も出席した。



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