【アニメ】
ジャンプ+編集長、本誌は「まだ、超えていない」 課題は変わらず『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を超えるヒット作り

ジャンプ+オンラインイベント『ジャンプのミライ』より


 漫画アプリ『少年ジャンプ+』の今後を語るトークイベント「ジャンプのミライ2022」が29日開催され、少年ジャンプ+編集長・細野修平らが出席し、ジャンプのWEBサービスの「これまで」と「これから」、同アプリの課題などを語った。



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 2014年9月よりサービスがスタートした『少年ジャンプ+』は、「ジャンプを超える」というコンセプトでスタート。ジャンプを超えるという意味は、『ONE PIECE』などを超える新しいヒット作品を作ることで、さらに、『週刊少年ジャンプ』のアンケート・システムに代わるヒットに繋がる「仕組み」を作ることを目標にしていた。



 ダウンロード数は右肩上がりで現在、2000万ダウンロードを突破し、閲覧数も増加傾向で2014年から32倍となり順調に成長。連載作品は現在70作品で、2021年の読切掲載数は368作品と過去最大になるなど、作品も充実している。



 最近のジャンプ+連載作品では『SPY×FAMILY』『怪獣8号』などが人気で、週刊少年ジャンプから移籍する形で『チェンソーマン』第2部の連載も控えている。『SPY×FAMILY』『彼方のアストラ』『サマータイムレンダ』など多くの映像化作品もあり、『彼方のアストラ』は2019年に同アプリ初となる『マンガ大賞』大賞を受賞した。



 読者獲得も順調で、さらに数多くの人気作品を世に送り出し、数々の漫画賞を受賞するなど作品評価も高いジャンプ+に見えるが、細野編集長は「現在、ジャンプを超えることができたのか?」という問いに対して「まだ、超えていない!」ときっぱり。



 課題としては変わらず「新しいヒットを作ること」とし、『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』を超えるヒット作品を世に出すことに力を入れると説明。アンケート・システムについては、週刊少年ジャンプの読者アンケートは他作品と切磋琢磨する誰もが納得するフェアな基準とし、少年ジャンプ+の場合は閲覧数、完読率など様々あり、このシステムについてもジャンプを超えるための課題にあげた。



 今後の具体的な目標としては「各曜日に100万人に読まれる作品をそろえる」「1話1000万人に読まれる作品を作る」ことなどを語った。

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