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『弁護士ソドム』第6話あらすじ 詐欺師の味方・渉(福士蒼汰)、ついに被害者を弁護

テレビ東京ドラマ8『弁護士ソドム』第6話より(C)テレビ東京


 俳優の福士蒼汰が主演を務めるテレビ東京ドラマ8『弁護士ソドム』(毎週金曜 後8:00~)第6話がきょう9日に放送される。放送に先立ち、場面写真とあらすじが公開された。



【場面写真】渉(福士蒼汰)を支える山下美月&加藤清史郎&佐藤龍我



 今作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士・小田切渉(福士)が主人公となる。弱者を食いものにする詐欺加害者の味方をし、裁判で勝たせる。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的があったから。ただの法廷ものではない、スリリングなリーガルサスペンスとなっている。



 “牧師”とされる男をようやく見つけ出すが、既に絶命していた。遺体の状況から事故死か病死のようだ。黒幕の死によって14年前の事件を追う手立てがなくなった渉は悔しさをにじませる。事情を知った曽我一馬(光石研)は、今後は詐欺師にこだわらず、興味の持てる案件を担当すればいいと諭すが、渉は無言のままだった。



 一方、渉からパートナー解消を言い渡された若松まどか(玄理)は、急きょニューヨーク支社への海外赴任が決まった青柳孝介(古川雄輝)から、復縁の返事を迫られる。



 そんな折、まどかは八雲カイ(加藤清史郎)、三木天音(山下美月)から、すっかり覇気のなくなった渉をなんとかしてほしいと懇願される。渉にとってまどかは特別な存在だというのだ。戸惑いつつも意を決したまどかは、渉に「目標を見失ってつらくないか」と言葉をかけるが、「平気だ」と突っぱねる。だが、そのやりとりの最中、まどかは突然、動きを止める。会話に出てきた“津田山賢”という名に聞きおぼえがあった。



 渉を奮起させるべく、まどかは自分の案件を手伝わせることに。イベントに参加した老人ホームの入居者とその家族が詐欺被害で困っていることを知り、弁護を引き受けたのだ。入居者のもとに、ある日を境に自宅に借金の督促状が届くようになり、戸籍を調べたところ養子が何人も増えていたという。



 これはネームロンダリングと呼ばれる、養子縁組を利用し た典型的な詐欺の一種。姓を変えることで金融機関のブラックリストをかいくぐり、親を連帯保証人にすることで審査が 通りやすくなる。しかも、支払い義務はすべて親にというからくりだ。



 心辺りを調べていくと、訪問看護を頼んだ際、ヘルパーの世良紗理奈(増田有華)に印鑑を貸していたことが発覚する。まどかは老人ホーム経営者・五条紀明(竹中直人)に相談。常に入居者に寄り添う五条をまどかは尊敬しているが、初対面の渉は言いようのない違和感を覚える。

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