【エンタメ総合】
松岡茉優、『最高の教師』クランクイン 初日から卒業式の重要シーン「本当に信頼のできるチーム」

新・土曜ドラマ『最高の教師』主演の松岡茉優 (C)日本テレビ


 俳優の松岡茉優が、7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(毎週土曜 後10:00)のクランクインを迎えた。この日は、物語の舞台となる鳳来高校での卒業式の日のシーンを撮影。“生徒の誰か”に突き落とされる重要場面からスタートをきった。



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 教師役初挑戦の松岡が演じるのは、鳳来高校3年D組の担任・九条里奈。時代に寄り添い、生徒に寄り添うことを諦めた高校の化学教師。卒業式の日に『担任生徒の誰か』に突き落とされ、そして時を遡る。教卓に立ち、目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する『30人の容疑者』。“覚悟”を決め、教室、人生、その全てを覆し命がけで生徒に向き合う教師だ。



 この日は松岡ひとりでの撮影となったが「スタッフの皆さんの『こういうドラマを作るんだ!』という熱さを生で、肌で感じて、本当に信頼のできるチームだなと思いました」とスタッフへの信頼感と共に、「“学校”という多くの人間が一度に集まる場所のエネルギーと難しさとを一つ一つみんなで紡いで、現場でディスカッションしながら、このドラマを作り上げていけたらいいなと思います」と意気込んだ。



■松岡茉優コメント



本作の福井雄太プロデューサーとは10年前に『斉藤さん2』という作品で初めてご一緒して、監督の鈴木勇馬さんとは、昨年「初恋の悪魔」でご一緒させていただき、今日クランクインでスタッフ皆さんのお顔を見て、また一緒にドラマが作れるということが感慨深い一日でした。なにより皆さんの熱意を強く感じて、クランクインまでにさまざまなことが積み重なって今日があると思うのですが、スタッフの皆さんの「こういうドラマを作るんだ!」という熱さを生で、肌で感じて、本当に信頼のできるチームだなと思いました。



生徒の皆さんとはこれからお会いするのですが、私は生徒役として「教卓を見る」教室の景色は見たことがあるのですが、教師役として「教卓から見る」教室の景色は初めてなので、少し恐ろしかったり怖かったりという思いもあります。でも、生徒役の皆さんもこの作品に熱い想いで取り組んでらっしゃるという事をお聞きして、10代の多感な時期を演じるというのは、かなりエネルギーがいる事ですが、みんなで足並みをそろえて、力を合わせて取り組んでいけたらいいなと思います。



この作品は私が演じる九条先生が殺されるという場面から始まるのですが、描いていくのは、普段の生活でみんなが感じながらも、目をつぶっているようなこと、一つ一つに向き合っていくドラマになったら、と思っています。いま学生の方、学生だった大人の皆さんにとっても、ちょっと思い出したくない思い出とか、どうしてあんな事言ってしまったんだろうという言葉とか、そういうものを一緒に昇華していけるドラマになればと思うので、「学校」という多くの人間が一度に集まる場所のエネルギーと難しさとを一つ一つみんなで紡いで、現場でディスカッションしながら、このドラマを作り上げていけたらいいなと思います。

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