
【エンタメ総合】
佐倉綾音、『エクソシスト 信じる者』鬼頭明里とアフレコ中に怪奇現象「2人で嫌な気持ちになりました」

史上最恐ホラー映画の金字塔『エクソシスト』(1973年、日本公開は74年)から50年、悪魔にとりつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いた『エクソシスト 信じる者』が12月1日より公開される。本作の日本語吹替版では、悪魔にとりつかれる2人の少女を声優の佐倉綾音と鬼頭明里が務めているが、アフレコ中に怪奇現象に見舞われていたというのだ。
【動画】『エクソシスト 信じる者』日本語吹替版予告
主人公ヴィクター(演:レスリー・オドム・Jr)の娘で悪魔にとりつかれてしまう少女アンジェラ(演:リディア・ジュエット)を演じた佐倉がインタビューに応じ、プライベートでも親しい鬼頭とのエピソードやアフレコ中に起きたまさかのハプニングを明かした。
じつは「ホラーが苦手」という佐倉。本作で演じたアンジェラは、普段は朗らかで友達思いな心の優しい少女だが、悪魔に憑依され、おぞましく変貌してゆく。その変貌ぶりが、観るものを恐怖のどん底に陥れる。
次第に変わりゆくアンジェラを演じた佐倉は「アンジェラの自我が残っているところに悪魔が被せてくるような、グラデーションの部分が一番肝になってくると思い演じています。声質はアンジェラだけど、すでに中身は悪魔というフェーズをこちらでしっかり作って、悪魔役のキャストの方にお渡しすることを意識していました」と収録を振り返った。
さらに「悪魔は人間の精神に訴えかけてくるというか、人間の精神構造を理解したうえでアプローチをかけてきます。自分の愛する者を模った全く違う何者かと対峙したとき、自分がどうなってしまうのか?と考えると想像を絶します。ヴィクターの気持ちを考えると胸が苦しくなりますね」と、愛するものが悪魔に憑依されてしまうことの恐怖を代弁した。
そんな佐倉は「私は物理攻撃が通じない相手のことは信じないことにしています(笑)。ただ、どうしても科学では証明できないものはたくさんあって、その最たるものが自分たちの心や魂だと思っています。だから、信じないと決めつけるのはつまらないかなとも思っていますね。でも、これは悪魔の仕業だなと思ったことはないです!全部立証できると思いながら生きています、コワいので(笑)。何かあっても全部自分のせいだと思うことにしています(笑)」と、現実の世界での悪魔の存在を否定。
しかし、アフレコ時には思いもよらぬ体験をしたそうで、「作り話と思われたら嫌なのですが…悪魔が姿を初めて見せるシーン辺りで、私のヘッドホンが急に聞こえなくなったんです。『いや、これは単なる接続不良だ!』としっかり思いこんで、自分で調整してみたら少し聞こえるようになったのですが、途中から明らかに全く聞こえなくなってしまって…。コワかったので聞こえなくなった瞬間は明里に言えなかったのですが、もうどうにもできなくなって、静かにヘッドホンを取り換えに行きました。その時に明里が事態に気付き、そこで事情を説明して、2人で嫌な気持ちになりました(笑)」と、同じく悪魔に憑依されるもう一人の少女キャサリン(演:オリヴィア・オニール)を演じた鬼頭との恐怖体験を明かした。
日本での公開に先駆け全米で封切られた本作は、週末のオープニング成績で見事初登場1位(2649万7600ドル)を獲得。全米と共に公開となった世界52のマーケットにおいても、イギリス、メキシコ、スペイン等でも1位になるなど、想像の遥か上をいく恐怖で、世界中を震撼させている。吹替版での佐倉&鬼頭の熱演にも注目だ。
【動画】『エクソシスト 信じる者』日本語吹替版予告
主人公ヴィクター(演:レスリー・オドム・Jr)の娘で悪魔にとりつかれてしまう少女アンジェラ(演:リディア・ジュエット)を演じた佐倉がインタビューに応じ、プライベートでも親しい鬼頭とのエピソードやアフレコ中に起きたまさかのハプニングを明かした。
じつは「ホラーが苦手」という佐倉。本作で演じたアンジェラは、普段は朗らかで友達思いな心の優しい少女だが、悪魔に憑依され、おぞましく変貌してゆく。その変貌ぶりが、観るものを恐怖のどん底に陥れる。
次第に変わりゆくアンジェラを演じた佐倉は「アンジェラの自我が残っているところに悪魔が被せてくるような、グラデーションの部分が一番肝になってくると思い演じています。声質はアンジェラだけど、すでに中身は悪魔というフェーズをこちらでしっかり作って、悪魔役のキャストの方にお渡しすることを意識していました」と収録を振り返った。
さらに「悪魔は人間の精神に訴えかけてくるというか、人間の精神構造を理解したうえでアプローチをかけてきます。自分の愛する者を模った全く違う何者かと対峙したとき、自分がどうなってしまうのか?と考えると想像を絶します。ヴィクターの気持ちを考えると胸が苦しくなりますね」と、愛するものが悪魔に憑依されてしまうことの恐怖を代弁した。
そんな佐倉は「私は物理攻撃が通じない相手のことは信じないことにしています(笑)。ただ、どうしても科学では証明できないものはたくさんあって、その最たるものが自分たちの心や魂だと思っています。だから、信じないと決めつけるのはつまらないかなとも思っていますね。でも、これは悪魔の仕業だなと思ったことはないです!全部立証できると思いながら生きています、コワいので(笑)。何かあっても全部自分のせいだと思うことにしています(笑)」と、現実の世界での悪魔の存在を否定。
しかし、アフレコ時には思いもよらぬ体験をしたそうで、「作り話と思われたら嫌なのですが…悪魔が姿を初めて見せるシーン辺りで、私のヘッドホンが急に聞こえなくなったんです。『いや、これは単なる接続不良だ!』としっかり思いこんで、自分で調整してみたら少し聞こえるようになったのですが、途中から明らかに全く聞こえなくなってしまって…。コワかったので聞こえなくなった瞬間は明里に言えなかったのですが、もうどうにもできなくなって、静かにヘッドホンを取り換えに行きました。その時に明里が事態に気付き、そこで事情を説明して、2人で嫌な気持ちになりました(笑)」と、同じく悪魔に憑依されるもう一人の少女キャサリン(演:オリヴィア・オニール)を演じた鬼頭との恐怖体験を明かした。
日本での公開に先駆け全米で封切られた本作は、週末のオープニング成績で見事初登場1位(2649万7600ドル)を獲得。全米と共に公開となった世界52のマーケットにおいても、イギリス、メキシコ、スペイン等でも1位になるなど、想像の遥か上をいく恐怖で、世界中を震撼させている。吹替版での佐倉&鬼頭の熱演にも注目だ。