【映画】
西野亮廣、「映画はライブだ」これからの映画のあり方に持論

映画のあり方に持論を展開したキングコング・西野亮廣(C)ORICON NewS inc.


 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(44)が5日、都内で開かれた『こまねこのかいがいりょこう』映画公開記念トークショー付き上映会に登場し、これからの映画のあり方について持論を展開した。



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 自ら製作総指揮を務め、アニメーションスタジオ・ドワーフスタジオとともにコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』を作り上げた西野が、『こまねこのかいがいりょこう』エグゼクティブプロデューサーの松本紀子氏と対談。西野がコマ撮りアニメを制作したきっかけやショートフィルムの予算回収の方法など話題は多岐にわたって繰り広げられた。



 松本氏から、西野の「映画はライブだ」という持論について話題を振られ、そう考えるようになったきっかけを紹介。映画を観覧した20歳の若者の「やっぱ生はいいですね!」という感想を聞いた西野は「スマホで見るもの、テレビで見たりするものが映像作品で、映画は生なんだ。その言葉を聞いてストンと来た」と納得したと言う。



 さらに「もう10年以上前から初音ミクのライブとかあったわけで、ステージ上に生身の人間が出てるか否かが、ライブか否かを分け隔てるものではなく、体験が一定ラインを超えた時にライブになる」と分析し、「映画って生でライブなんだ。ライブとして打ち出していくと、他の映像メディアとも競合しない。体験をもっともっと打ち出さないといけない。それが大事なんだなって、めっちゃ勉強になりました」と映画の可能性について語った。



 同映画は2003年に誕生したドワーフスタジオのオリジナル作品「こまねこ」の11年ぶりとなる新作。今作では、初めての海外旅行に出かけることになった主人公・こまちゃんの友情と成長が描かれる。さらに、06年公開の映画『こま撮りえいがこまねこ』から「はじめのいっぽ」「こまとラジボー」「ほんとうのともだち」の3作も同時上映する。

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