【映画】
17歳・早瀬憩、新垣結衣に感謝 芝居の相談も一緒に考え「たくさん助けていただきました」
俳優の早瀬憩(17)が30日、東京のパルテノン多摩で開かれた『第34回映画祭TAMA CINMA FORUM』の「第16回TAMA映画賞授賞式」に出席した。
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早瀬は映画『違国日記』において、主人公・朝が他者との距離感にとまどいながらも相手を受け止め、思春期を駆け抜ける姿を爽やかに演じたという理由で、最優秀新進女優賞を受賞した。
不慮の事故で両親を亡くし、叔母で小説家の槙生(新垣結衣)に引き取られる朝を演じた早瀬は、孤独感を感じていた朝の移り変わりゆく心情を「特に意識して演じました」を回想した。そして、共演した新垣とのやり取りを聞かれ、「新垣結衣さんが演じている槙生ちゃんを見て、私も現場で朝になれたので、本当に感謝しています」と話した。
「現場でもいつもやさしく見守ってくださっていて、お芝居の相談をした時にも一緒に考えてくださって本当にたくさん助けていただきました」と笑顔で語った。
前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員による選考で選出される同賞。今回は、最優秀作品賞に『夜明けのすべて』、『ぼくのお日さま』、特別賞に「『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の呉美保監督およびスタッフ・キャスト一同」「『ルックバック』の押山清高監督およびスタッフ・キャスト一同」が選ばれた。また、最優秀男優賞を藤竜也、吉沢亮、最優秀女優賞を上白石萌音、河合優実、最優秀新進監督賞を近浦啓監督、山中瑶子監督、最優秀新進男優賞を松村北斗、齋藤潤、最優秀新進女優賞を森田想、早瀬が受賞した。
イベントには、三宅唱監督、奥山大史監督、越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、呉監督、押山監督、藤、上白石、河合、山中監督、森田、早瀬が出席した。