2020年9月20日(日)

茨城で最も危険な交差点、事故発生最多は水戸「酒門町」 19年・県内 9年間でワースト5に4回 朝夕の渋滞激しく

昨年、県内で最も人身事故が多かった国道6号と国道50号バイパスが交差する酒門町交差点=水戸市酒門町
昨年、県内で最も人身事故が多かった国道6号と国道50号バイパスが交差する酒門町交差点=水戸市酒門町

茨城県内で昨年、最も人身事故が多かった交差点は、国道6号と国道50号バイパスが交わる水戸市酒門町の「酒門町交差点」の8件だったことが19日までに、日本損害保険協会(東京)がまとめた「事故多発交差点マップ」で分かった。同交差点は2011〜19年の9年間で、県内ワースト5に4回入った事故多発地点。同協会は「多発地点の特徴をつかんでもらい、徒歩の外出や運転時の事故防止に役立ててほしい」と呼び掛けている。

同協会によると、昨年は県内で人身事故が7447件発生し、負傷者は9479人。事故の約半数に当たる51.9%が交差点や交差点付近で起きていた。

酒門町交差点は、国道同士が交差して数多くの車線が交わる大規模な地点の一つ。14、16、17年にもワースト5に入っている。特に朝夕の渋滞が激しい。周辺に家電量販店やホームセンター、飲食店などの商業施設が並び、交通量は平日、休日ともに多く、早朝と深夜はトラックなどの大型車両が行き交う。昨年起きた8件の人身事故は当事者がいずれも軽傷で、渋滞時や右折時に運転者の不注意などによって発生した。

次いで事故が多かったのは水戸市大塚町の国道50号「上中妻小入口」の7件。以下、土浦市若松町の国道354号「若松町」6件、つくば市春日1丁目の国道408号「春日1丁目西」6件、水戸市米沢町の県道「米沢町東」5件、神栖市筒井の国道124号「筒井北」5件と続いた。

このうち筒井北では、右折車と直進車の事故が多かった。県警が今年3月までに、注意喚起の看板を設置し、中央分離帯の雑草を除去して視認性を向上させるなどの対策を施した。

同協会は、各都道府県の事故が多い交差点を写真や地図と共にホームページで公開し、情報を毎年更新している。県内の調査は県警が協力した。

同協会の担当者は「21日から始まる秋の全国交通安全運動に向け、事故が起きやすい交差点を把握して、事故を未然に防いでほしい」と話している。

人身事故が多発した県内交差点(昨年)
人身事故が多発した県内交差点(昨年)


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