2020年10月19日(月)

女子大生殺害 懲役14年 東京地裁判決 殺意認定「犯行は悪質」

広瀬晃一被告(当時容疑者)=警視庁亀有署、2019年2月1日午後
広瀬晃一被告(当時容疑者)=警視庁亀有署、2019年2月1日午後

神栖市で東京都葛飾区の女子大学生の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職、広瀬晃一被告(37)の裁判員裁判判決公判が19日、東京地裁で開かれ、野原俊郎裁判長は懲役14年(求刑懲役20年)を言い渡した。争点となっていた殺意を認定した。

判決理由で野原裁判長は「手加減せずに力を込め、体重を乗せて、少なくとも5、6分間押さえ続けた」と指摘。体重110キロに上る被告と女子学生との体重差や、犯行現場の車内で逃げ場がなかったことを踏まえ、「死亡してもかまわない」という「未必の殺意」を認めた。

被告は起訴内容の一部を否認し、弁護側は傷害致死罪の適用を主張していた。

動機については、女子学生との金銭トラブルから携帯電話で顔写真を撮影され、「写真データを消去しなければならないと追い詰められた」とした。発覚を免れようと遺体を遺棄したことに触れ、「犯行態様は悪質。強い非難を免れない」とした。

判決によると、広瀬被告は2018年11月20〜21日、神栖市や鹿嶋市などの路上に止めた自動車内で、日本薬科大1年の女子学生=当時(18)=の口や鼻をふさぐなどして窒息死させ、遺体を神栖市の土の中に埋めた。



次の記事:茨城106人感染 高校バスケ関連13人増

最近の記事

全国・世界のニュース

2021 年
 1 月 18 日 (月)

メニュー
投稿・読者参加
サービス