2020年11月18日(水)

新型コロナ「夜の街」クラスター 土浦の飲食36店自主休業 市職員15人感染確認

土浦市の飲食店組合36店舗の一斉自主休業について宣言書を読み上げる茂木加津雪さん(中央)=土浦市役所
土浦市の飲食店組合36店舗の一斉自主休業について宣言書を読み上げる茂木加津雪さん(中央)=土浦市役所

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、土浦市の桜町1、2丁目で「夜の街」のクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、パブやキャバクラといった接待を伴う店舗でつくる同地区の飲食店団体は17日、加盟36店舗が自主休業に入ると宣言した。感染拡大防止へ店内の消毒などを徹底し、12月の再開を目指す。同市役所ではPCR検査の結果、市職員の感染者が計15人に増加。集団感染となり、感染者が多い4階フロアを対象に、幹部を除く全職員を当面自宅待機とした。

休業を決めたのは、桜町1、2丁目の飲食店でつくる「桜町飲食業振興協議会」。17〜30日まで、全36店舗が自主的に店を閉じる。

この日、市役所で会見した副会長の茂木加津雪さん(39)は感染拡大防止の宣言書を読み上げ、「16日時点で約20店舗が閉めた。近くでクラスターが出て危機感を持っている。経営は苦しいが、お客さんに不安を与えるので休業し、やれることを全てやって備えたい」と話した。

宣言では、感染者との接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」の登録や、全従業員のPCR検査、店内消毒推進にも触れた。加盟店以外の賛同店も一部自主休業に参加するという。

茨城県によると、桜町関連の感染者は少なくとも6店舗、45人に膨らんでいる。

一方、市職員の感染者は県の発表に至っていない人を含め8課15人に広がった。県は「クラスターは否定できない」との見方を示している。

市によると、今月6日、桜町の居酒屋などで男性職員6人が会食して感染者が出たため、6人が勤務する4階の全フロアと別階の3課の職員計174人にPCR検査を実施。会食した6人全員と関係課の職員5人、同フロアの4人が陽性と判明した。

安藤真理子市長は17日、「窓口業務を停滞させ、市民にご不便をおかけすることになり大変申し訳ない。職員の健康管理、会食の自粛など、さらなる感染拡大防止対策を徹底する」とコメントを出した。

市は感染拡大防止策として同日、4階全フロアの職員による消毒を実施。18日は業者が入り、トイレや共用部分を消毒する。職員約120人は部課長8人を除いて全員が当面、自宅待機となる。業務再開は、感染の広がりや再検査の結果を見て検討する。



次の記事:茨城106人感染 高校バスケ関連13人増

最近の記事

全国・世界のニュース

2021 年
 1 月 18 日 (月)

メニュー
投稿・読者参加
サービス