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新型コロナ 茨城で1人死亡、新規31人 老健施設の15人感染、1人重症

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は28日、新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた80代男性が26日に死亡したと発表した。県内の死者は36人目。県と水戸市によると、28日は県内で新たに計31人の感染が確認され、ひたちなか市内の介護老人保健施設では100歳代の女性2人を含む入居者と職員計15人の陽性が判明した。このうち最初に感染が分かった80代入居者男性が重症。県内の累計感染者は2338人となった。

県によると、入居者男性の感染判明を受け施設関係者83人の検査を実施したところ、70〜100歳代の入居者男女11人と30〜50代の女性職員3人の感染が分かった。100歳代の感染は県内初めて。さらに関係者77人の検査を進める。県疾病対策課はクラスター(感染者集団)発生について「否定できない」としている。

霞ケ浦医療センター(土浦市)では新たに、60代男性と80代女性の入院患者2人と、20代の医療従事者男性1人の陽性が判明。関連の感染は計9人となった。

新型コロナ感染者のうち15人が27日までに回復。県内の退院・退所などは計2009人となった。

■県内感染確認者
2338人(前日比+31人)
うち死者 36人
退院・退所等 2009人
(県発表、28日午後10時現在)

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