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新型コロナ 茨城県内52人感染 50人以上は30日ぶり

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)


茨城県と水戸市は3日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計52人確認されたと発表した。このうち、常総市内の感染が拡大する食品加工工場関連が男女13人、ひたちなか市内のクラスター(感染者集団)が発生した介護老人保健施設関連が男女8人に上った。1日の感染確認が50人以上となるのは12月4日以来30日ぶりで、累計感染者は2560人となった。

県によると、同工場関連は30代と40代が各3人、20代、50代、60代が各2人、70代が1人でいずれも社員。これで同工場の陽性者は計40人まで広がった。県は「工場内でのクラスターは否定できない」としつつ、普段の生活の場での接触も多いとみている。

同老健施設関連の入居者は60代、70代、80代が各2人の男女6人、職員は50代と60代の女性2人。これで同施設の陽性者は計41人に拡大した。県は1度目の検査の陰性者について2度目の検査を進めている。

ほかに、守谷市の80代女性が酸素投与を受けており中等症。市町村別の感染者は常総市15人、ひたちなか市8人、日立市、つくば市、下妻市が各3人など。

県によると、新型コロナ感染者のうち34人が2日までに回復。県内の退院・退所などは計2143人となった。

■県内感染確認者
2560人(前日比+52人)
うち死者 38人
退院・退所等 2143人
(県発表、3日午後10時現在)

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