「茨城ダッシュ」は違反、やめて 茨城県警がSNSで呼び掛け

「茨城ダッシュは違反です」と注意喚起する茨城県警の公式ツイッター
「茨城ダッシュは違反です」と注意喚起する茨城県警の公式ツイッター
交差点で起きた衝突事故(本文とは関係ありません)
交差点で起きた衝突事故(本文とは関係ありません)
「茨城ダッシュと呼ばれる危険な運転は交通違反です」-。茨城県警はツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)を通じて、県民に注意を呼び掛けている。「茨城ダッシュ」とは、交差点を右折する際、信号が赤から青に切り替わる瞬間、急発進して対向車よりも先に右折する危険運転を指す。

県内でよく見掛ける光景だが、本来、交差点は直進優先。右折車が道路交通法違反になるケースもある。同様の危険運転は県外にもあり、長野県松本市では「松本走り」、愛媛県では「伊予の早曲がり」といった呼び方で定着しているという。

道交法37条は「車両等は交差点で右折する場合に、当該交差点で直進または左折しようとする車両等があるときは、当該車両等の進行妨害をしてはならない」と定めている。違反すると、反則金6000円(普通自動車の場合)が課せられる。

茨城県警交通総務課は「『茨城ダッシュ』はルールではなく、道交法違反に抵触するれっきとした交通違反」と強調する。

また、日本自動車連盟(JAF)が2016年6月に行った交通マナーに関するアンケートによると、回答者が居住する都道府県の全般的な交通マナーについて、「とても悪い」と答えた人の割合が、茨城県は67.2%に上り、全国で3番目に多かった。

同課は「『茨城ダッシュ』は注意力が対向車に集中するため、右折先の横断歩行者や自転車に気付くのが遅れる大変危ない行為。重大な事故につながる危険もはらんでいる」とした上で、「直進車両を優先し、ゆとりのある運転に心掛けてほしい」と呼び掛ける。

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