
【エンタメ総合】
松本まりか『奪い愛、真夏』撮了で目潤ませ感謝 安田顕「なかなか覚めない夢のような夏」

俳優・松本まりか主演のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』(毎週金曜 後11:15 ※一部地域を除く)が、きょう12日に最終回を迎える。放送を前に、クランクアップの模様が明らかになった。
【写真】花束を手に笑顔…クランクアップを迎えたキャスト陣
本作は、行き詰まった人生をリセットすべく、新たな一歩を踏み出した主人公・海野真夏(松本)と、元カレにそっくりな妻帯者の社長・空知時夢(安田顕)が、激しく葛藤しながらも惹かれ合い、禁断の愛に翻弄されていく。その2人を中心に、これまでを超える、進化した愛と葛藤の灼熱“ドロドロキュン劇場”が展開される。
主演・松本をはじめ、安田、高橋メアリージュン、白濱亜嵐、水野美紀らメインキャストが次々と撮影最終日を迎えた。激しく葛藤しながらも禁断の愛を貫く真夏を繊細に演じ切った松本は「私がどう表現すべきか悩んでしまった時も、現場の皆さんが温かい目で見守ってくださり、お芝居がしやすい環境を作ってくださいました」と、時折目を潤ませつつも、はち切れんばかりの笑顔で感謝した。
さらには「実は私、この作品で安田さんと共演することを熱望し、ラブコールを送っていたんです。時夢役に安田さんが決まった時は、本当にうれしかったです!」とも明かし、安田に向かって「見えないところでもさりげなく支えてくださって、ありがとうございました」と、深々と頭を下げた。
安田も「言葉はあふれるばかりですが…今はもうシンプルに『ありがとう』と言いたい。なかなか覚めない夢のような夏でございました」と、感無量の様子。また、高橋は「3・3・4・1!さみしい!」と絶叫し、劇中では宿敵だった松本と熱いハグを交わす一幕も。白濱も「出演者である自分が、こんなに客観しながら楽しめるドラマは初めてでした」と、この上ない充実感をにじませた。
そして、“奪い愛”シリーズには欠かせないキャストとなっている水野は「引退したおさむさんに鞭打って、またシリーズが続くとは思いませんでした。たぶんこれで最後なんだろうな…と思いながら、かみしめて演じさせていただきました」とさみしさを感じつつ、笑顔で感謝を伝えた。
■最終回あらすじ
予測不能の衝撃最終回!森の工房でふたたび落ち合い、禁断の愛を貫き通すことを誓い合った海野真夏(松本まりか)と空知時夢(安田顕)。しかし、手錠で拘束していたはずの時夢がいないことに気づいた妻・空知未来(高橋メアリージュン)が、真夏から奪った時計の力を使ってタイムリープ! こっそり工房へ向かおうとする時夢の前に立ちはだかり、以前よりも厳重にアトリエに監禁してしまう。
一方、真夏は時夢を探し、未来のアトリエへ。ところが…その背後に、ナイフを手にした未来が接近!2人は壮絶な揉み合いとなり…!?ちょうどその頃――かつて週刊誌の記者だった真夏に不倫をスクープされ、すべてを失った元議員・咲川冬子(かたせ梨乃)は、虎視眈々と復讐の機会を狙っていた。そんな中、真夏を絶望の淵に追い込むべく、咲川は真夏の大切なものを奪おうと決意。最悪な計画は、ついに実行の時を迎え…。
さらに、真夏への片想いをこじらせ、ストーカーとなってしまった日熊元也(白濱亜嵐)にも、危険が迫る!?真夏の周囲で次々と巻き起こる地獄の連鎖。すべては、真夏の母・海野三子(水野美紀)が言っていた“時計を使ったタイムリープの代償”なのか…? 時計の使用回数が3回を超えれば、タイムリープした人間は大切な何かを奪われる。それでも…覚悟を決めた真夏は現状を覆すため、未来の分と合わせて5回目となるタイムリープに踏み切るが…!?禁断の愛に人生を捧げ、地獄に迷い込んだ真夏を待ち受ける運命とはいったい――。愛と葛藤のドロドロキュン劇場『奪い愛、真夏』、ついに完結。