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【RIZIN】萩原京平「進化したスタイルであのガキを圧倒する」秋元強真に怒りの制裁!平本蓮との“韓国の夜”も語る【独占インタビュー】

11月3日開催の『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』(GLION ARENA KOBE)のメインカードで、萩原京平vs.秋元強真の因縁の試合が実現する。『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』のリング上でバチバチの舌戦を繰り広げた両者は、試合発表会見でもトラッシュトークを繰り広げ、写真撮影では一触即発の事態となりスタッフが仲裁に入り、会場は緊迫感に包まれた。
【動画】萩原京平「進化したスタイルであのガキを圧倒する」秋元強真に怒りの制裁!【独占インタビュー】
オリコンニュースでは、会見直後の萩原に独占インタビューを実施。秋元に抱えていた怒り、会見で「印象操作をするのが得意」と言い放ったJAPAN TOP TEAMへの不信感、そして韓国で語り合った平本蓮に対しての思いを語ってくれた。
■朝倉未来の“萩原批判”は「そういうのを気にして、かわいいヤツやなって(笑)」
――会見ではビシッとしたスーツ姿で登壇されましたが、このスタイルはコナー・マクレガーを意識したのでしょうか?
【萩原】わかってくれましたか(ニヤリ)。スーツの色もマクレガーを意識して作ったんですよ。今回はマジで気合が入ってますね、それが服装でもわかってもらえたら。
――やはり、そうでしたか!時計もギラギラでマクレガーっぽいですね。
【萩原】秋元に勝って、次はメイウェザーレベルになりますよ(笑)。
――会見では秋元選手だけでなく、「こいつらの陣営は真実でないことをメディアでペラペラ喋って、印象操作をするのが得意」とJAPAN TOP TEAMについて批判する場面もありました。
【萩原】普通に思ってたことなんで。アイツらってそういうのが好きじゃないですか、ウワサ話を気にして、どんだけ繊細やねん。(朝倉)未来も、俺と平本(蓮)が韓国でアイツの悪口を言ってたみたいなことをどっかで喋ってましたけど、お前の名前すら出てないし誰から聞いてんねん。まぁ、そういう話を吹き込むヤツがいるんでしょうね。そういうのを気にしてて、かわいいヤツやなって思ってますよ(笑)。
――萩原選手にとって半年ぶりの試合となりますが、5月の『RIZIN男祭り』の西谷大成選手との試合後は、少しゆっくりされたのでしょうか?
【萩原】試合が終わって1週間くらいはゆっくりして、地元の大阪でスポンサーさんのあいさつ回りとかしてたんですけど、ジムのコーチの長南(亮)さんから「そろそろジムに来なさい」とLINEが来たので、「きょう帰ります」って返事して東京に戻りました(笑)。
――『男祭り』後も、韓国大会ではファンが参加した前夜祭に出席、札幌大会では休憩時間にケージからあいさつ、そして『超RIZIN.4』では秋元選手の試合後にリング乱入と、試合はせずとも各大会を盛り上げていました。
【萩原】別に大会を盛り上げようって意識はあんまりなくて、全部が成り行きだったんで。『超RIZIN.4』のリングインは、けっこう前からアイツにイラついてて、対戦予定だったダウトベックがケガで試合が流れたって聞いて、自分は実際にやる気があったから名乗りをあげたら、そのときにはもう赤田(功輝)選手に決まってたみたいで。でも、そんな事情はこっちは知らないのに、向こうは「赤田選手に決まってから手を挙げた」みたいなことを言い出して、ホンマにリスペクトがないなと。相手のケガで試合がなくなりそうな時に手を上げてくれた選手に対して、そんな事を言うんか、このガキはナメんなってムカつきましたよ。
――萩原選手が名乗りを上げた時は、まだ赤田選手に決定したと発表されていませんでしたね。
【萩原】それで、もともと『超RIZIN.4』は見に行くつもりだったので、(榊原)社長に「アイツが俺との試合をやるって言ったら決定してくださいよ」って言ったら、「向こうがやるって言うなら決定する」って約束してくれて。リングサイド1列目で見てて、アイツが何か言ったらリングに入ったろと準備してましたよ。
――萩原選手のリングインのスピードも話題になっていました。
【萩原】アイツが「未来さんに執着してる…」って言ったくらいで走って行きましたよ(笑)。
■「無傷で終わるはずはないので、大みそかは考えていない。体が壊れても勝ちに行く姿を見せる」
――大みそかでの試合が期待されましたが、神戸大会で実現したことについては?
【萩原】自分としてはいつでも良かったし、大みそかまで焦らすようなカードじゃないでしょ。向こうが「大みそかがいい」みたいなことを言ってくると思ったけど、お前にそんな発言権はないって思ってたし。もちろん、簡単な試合なんて思ってないし、こっちからガンガン蹴っていくので自分が足のダメージを受けるから無傷で終わるはずもないので、自分は「この試合に勝って大みそかも」なんて一切考えてないです。この試合に全部集中して、自分の体が壊れても何が何でも勝ちに行く姿を見せます。
――秋元選手のプロキャリアでの唯一の黒星が、昨年大みそかに対戦したグラップラーの元谷友貴選手との試合です。あの試合がヒントになるのか、それとも萩原選手のスタイルを貫くのか、どのようなイメージでしょうか?
【萩原】自分のスタイルを貫きます。アイツは打撃をもらうのを嫌がっているというか、自分は当てて相手の打撃はもらわないスタイルで、それが理想ではあるんですけど、試合で強いパンチや蹴りを食らったことがあまりないと思うので、自分の打撃をもらった時にアイツがどういう反応になるのかを見せたいです。打撃で向かい合って、向こうが「これはちょっと違う」と思って組みに来る、それをこっちがリバースして上に乗って攻撃する。立っても寝ても何もできない状況を作って、完膚なきまでに全局面で圧倒して勝つのが今回のテーマです。
――得意の打撃で圧倒してからの「組みの展開」は、所属ジムのTRIBE TOKYO MMAでかなり練習されている?
【萩原】かなりいい感じになってます。際(きわ)の攻防はMMAではすごく大事で、そこにフォーカスしてどれだけ自分が有利に立って攻撃を当てられるか。自分もテイクダウンができないわけじゃないから狙っていくし、そこからキープするんじゃなくて寝かせて殴る、立たれても殴りまくるという展開でやりたいし、チャンスがあれば絞め技も行きます。
――TRIBE TOKYOに所属されて1年ほどになりますが、変化は実感していますか?
【萩原】もう全局面で変化しか感じてないです。組みはもちろんですけど打撃も細かいフェイントとかMMAファイターとしての引き出しがすごく増えています。このジムのプロ選手って、地方から上京して格闘技だけで成り上がってやるっていう志を持った人たちばかりで、そういう環境だから自然と自分の気持ちも上がっていくし、そういう仲間たちに囲まれて自分も常に高い意識を持つことができています。
――練習でボロボロになることがあるのでしょうか?
【萩原】毎回ボロボロですよ(苦笑)。TRIBEは毎週木曜日に外部のファイターも入れたプロ練習をやってるんですけど、終わった後はホンマに疲労がすごくて、体中が痛いし、帯状疱疹ができたりするし。でも、そういうのも上手に付き合いながら試合までの残り2ヶ月をしっかり仕上げていきますよ。
――ちなみに、どんなファイターと一緒に練習することが多いのでしょうか?
【萩原】プロ練はフェザー以上とバンタム以下で分かれてるので、自分の階級やライト級の選手とスパーリングすることが多いんですけど、たまにバンタムの佐藤将光選手とやることもあります。堀江圭功選手もプロ練に出稽古に来ていて、自分より上のライト級なのにめっちゃ動きが早いって感じます。
――そんな環境なので萩原選手もどんどん進化して、試合ごとに新しいスタイルがどんどん見られそうですね。
【萩原】そうですね、これまでは練習でやってきても試合でやらないことが多かったんですけど、今回は試合の中で狙える形になったらどんどん勝負していきますよ。自分は試合中にいろいろと考えすぎちゃうと後手後手に回ってしまうタイプなので、ケージに入った直感で、感じることを流れのままでやっていこうと思っています。
■平本蓮とは「何か縁がある」名古屋大会の注目カードも紹介
――神戸大会には同じジムの後藤丈治選手も出場されます。
【萩原】めちゃくちゃモチベーション上がりますよ、ファイトキャンプが同じ時期でいろんな情報を共有できますし。僕らの試合の2週間後には(若松)佑弥くんが『ONE』で試合があるので、試合が近いメンバーが多ければ多いほど一緒に追い込みができて、そういうのは