
【映画】
松坂桃李&染谷将太らキャスト、10秒体感チャレンジで白熱 『ひゃくえむ。』初日舞台あいさつ

『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した魚豊氏の連載デビュー作を原作とした劇場長編アニメ『ひゃくえむ。』(きょう全国公開)の初日舞台あいさつが19日、都内で行われ、声優を務めた松坂桃李、染谷将太、笠間淳、高橋李依、岩井澤健治監督が登壇。10秒体感チャレンジに挑戦した。
【写真】真剣…!10秒チャレンジに挑戦する松坂桃李&染谷将太ら
同作は、陸上競技の世界で、「100メートル」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語。「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。
冒頭のあいさつで、松坂は「本日はいろいろな映画が公開されている中、『ひゃくえむ。』を選んでくださってありがとうございます」と来場したファンに感謝を述べ、「まもなく、至極の10秒が始まります。ぜひ体感していってください」と自信をにじませた。染谷は「スクリーンからの臨場感と、迫ってくるものがあります。ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。
この日は、スクリーンに映し出されたファンからの感想を見ながら、本作の魅力やアフレコの思い出などを和気あいあいとトーク。その後、声優を務めた4人で「10秒体感チャレンジ」に挑戦した。それぞれが、10秒にもっとも近いタイミングでストップウォッチを押し、体内時計の正確さを競うというもの。
「1番松坂さん、2番染谷さん」とMCが順に呼びかけ、キャスト陣が「はい!」と挙手。4人は、ストップウォッチを手に準備万端だったが、松坂が「ちょっと待ってください。この時計…」とステージ前に置かれたタイムキープ用の時計の存在に気づき指摘し、「誠意の人だ…!」「言わなきゃばれなかった」と口々にツッコまれ照れ笑いを見せる一幕も。
いざ「オンユアマークス」後の「セット(号砲)」でスタート。思い思いのタイミングでストップウォッチを止め勢いよく手をあげ、それぞれ自信満々の様子だったが、結果は松坂が9秒68、高橋が9秒75、染谷が10秒65、笠間18秒92で、高橋が優勝。高橋は、結果に驚いた表情を見せつつ、「ありがとうございます!」と大喜び。岩井澤監督からメダルを授与されると、「メダルもらうって大人になってなかなかないので!」と笑顔を見せた。
残念ながら最下位となった笠間は「これで僕が毎日どれだけのんびり生きているかがわかりますね」と自虐。松坂が司会から最初に手をあげた勇気を称賛され、「みんな同じくらいかなと思っていたので…」と謙そんすると、笠間が「20秒じゃなかったでしたっけ」ととぼけてみて、笑いを誘っていた。
MCは、TBSの赤荻歩アナウンサーが務めた。