
【映画】
松坂桃李、ミニ四駆への熱意みなぎる子ども時代明かす コースも自作「分厚いコミック雑誌を何冊も積み重ねて」

俳優の松坂桃李が19日、都内で行われた劇場長編アニメ『ひゃくえむ。』(きょう19日全国公開)の公開初日舞台あいさつに登壇。学生時代に熱中していたことを明かした。
【写真】めっちゃ嬉しそう!スクリーンに写ったメッセージを眺める松坂桃李&染谷将太
この日は、本作で声優を務めた松坂、染谷将太、笠間淳、高橋李依、メガホンを取った岩井澤健治監督が登壇。MCは、TBSの赤荻歩アナウンサーが務めた。
学生時代に熱中していたことを聞かれた松坂は「僕は、ミニ四駆に当時すごくハマっていて」と告白。会場の反応に「知らない人もいますよね?」と苦笑いしつつ、ミニ四駆について「手のひらサイズの車を…」と説明した後、「どれだけ早くできるかっていうのを追求して、本体に穴を開けて軽くしたりとか、モーターの種類を変えたり、タイヤをスポンジにしたり」とカスタムに夢中になっていたと笑顔で振り返り、登壇した共演者はじめ会場を驚かせた。
さらに、当時はまだ子どもだった松坂は「コースは買ってもらえなかった」とすべてそろえるには制限があったと回顧。「当時小学生の頃に読んでた『コロコロ』とか『ボンボン』とか分厚いコミック雑誌を何冊も積み重ねて並べて、ミニ四駆のコースを作るとかしていました」と工夫して楽しんでいたと明かした。
染谷は「『ボンボン』なつかしい!」と目を輝かせ、笠間も赤荻アナもなつかしのコミック雑誌の話題に共感。その反応に松坂はうれしそうな笑みを浮かべていた。
同作は、『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した魚豊氏の連載デビュー作が原作。陸上競技の世界で、「100メートル」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語。「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。