
【映画】
吉永小百合、80歳で映画出演124本目「一歩一歩前に」 佐藤浩市、天海祐希らと12.4mの白銀ランウェイを歩く

俳優の吉永小百合(80)が24日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』完成披露試写会(10月31日公開)に登壇した。今作で映画出演124本目となる吉永は、今後ついて「1歩1歩前に」と語った。
【動画】佐藤浩市、監督に裏側を暴露されタジタジ「吉永小百合さんがいる時といない時で変わる」
本作は、1975年5月16日、日本時間16時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡をつづった著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。
完成披露試写会では、エベレストの標高8849メートルにちなみ、8.849メートルのエベレスト巨大バナーが登場。それに向かい、主人公・多部純子を演じる吉永の映画出演124本目を記念した12.4メートルの白銀ランウェイを、佐藤浩市、天海祐希、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督らとゆっくり歩いた。
映画の完成披露の場で吉永は「完成できたのは、いろいろな形でサポートしていただいた皆様のおかげだと思っています。心からお礼を申し上げます。淳子という役を演じましたけども、今は本当にうれしく、とってもすてきな思いをさせていただいて胸がいっぱいです」とほほ笑んだ。
また、モデルとなった田部井淳子さんと会った時間を回顧した吉永。「本当に明るくて前向きな姿勢にもびっくりしましたし、こんな風に生きられたらどれだけいいだろう、私も淳子さんのように生きたい思いました。私も淳子さんのように“1歩1歩前に”という言葉を忘れないように、前に歩いていきたいなと思っています」とこれからについて語った。