
【映画】
染谷将太、家族と訪れた映画館で「鳥肌が立ちました」 松坂桃李は「普段連絡ない方からも感想」

俳優の松坂桃李、染谷将太、岩井澤健治監督が30日、都内で行われた劇場アニメ『ひゃくえむ。』(9月19日公開)公開御礼舞台あいさつに登壇し、本作の反響についてトーク。染谷が家族で訪れた映画館でのエピソードを明かした。
【集合ショット】全身ブラックコーデで登場した松坂桃李&染谷将太
本作は、『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少で受賞した魚豊氏の連載デビュー作が原作。陸上競技の世界で、「100メートル」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語。「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。
松坂は、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを、染谷はトガシとの出会いから100メートル走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を演じ、W主演を務めた。10月12日には北米公開を控え世界からも注目を集める本作。上映後のイベントは初めての実施となった。
松坂と染谷は、オールブラックのコーディネートで登場。本作への反響を聞かれると、松坂は「僕の周りでも陸上やっていない方でもおもしろかったって熱量のある感想を。普段連絡くれないような方からもあって、うれしかったですね」とにっこり。
染谷は「この間劇場に見に行ったんですけど、『おもしろかった~』って感想を話してくださっていて、鳥肌が立ちました」と実際に観た直後の感想を耳にしたと声を弾ませた。俳優の菊地凛子と2015年に結婚し、2人の子どもがいる染谷。映画館には「家族で見に行って」と明かし、「感想を言葉にされる方が多くて、すごいうれしいな~と感じてました」としみじみ語った。
司会から「そういうときは反響を聞きたくて席で最後まで待ってたりするんですか?」と聞かれると、思わぬ質問に笑いながら「通行の妨げにならないように」と答え、会場からも笑いが起こっていた。